文字サイズ変更

これが君の見る世界

#9


・・・・ずっと寝ていたい。
何もかも忘れて、ずっと・・・・。

クレア「モナああああああああああ!!!」

モナ「ぅわぁあああぁぁぁあああ!!!!?」

クレア「起きた。」

モナ「いや、「起きた。」じゃないんよ!!一体[漢字]何事[/漢字][ふりがな]なにごつ[/ふりがな]!!??」

クレア「モナが寝てたから起こしに来ただけだよ?いくらほっぺをペチペチしても起きなかったから、大声だしてみた。そしたら、起きた。それだけ。」

モナ(ペチペチ・・・とは!!??)

片手でそっとほっぺに触れた。
ちょっとだけ痛む。
ほんとにペチペチされていたらしい。
それより。

モナ「なんで、起こしに来たの?そもそも、なぜここが・・・!?」

クレア「モナが居そうな場所を片っ端からあたってみたの。ここ寒いし、流石にとは思ったけど、本当にいたとはね。」

クレア「旅の準備できたか確認しに来ただけ。OKならそのまま出発って感じだったけど。」

モナ「・・・準備なんていらないよ。」

クレア「何も持ってかないの?」

私は、静かに頷いた。
本当に何もいらなかったから。
あったとしても、それはすべてそこら辺に転がっている黒い炭や燃えカスと同価値のものに姿を変えているのだろう。
持っていきたいものがあっても持っていくことはできない。
準備のしようもなかった。

クレア「そう・・・あ、これ。」

クレアの手には、小さな紙が握られていた。
表面に小さく「あなたの友達に渡して」と書いてあって、四つ折りにされているようだった。

クレア「これをモナに」

モナ「・・・」

受け取り、そっと開いてみた。
そこには、文字が書いてあった。
ただ一言。

『[大文字]わたしの部屋に来て[/大文字]。』



作者メッセージ

8話の反動で、この小説初600文字を超えました。
660字!長いですねぇ。
閲覧数が120超えているという、誠に嬉しき事態です!!
これからも見ていってください!
今回もありがとうございました!^∀^/

2025/05/09 22:35

水桜 陽 ID:≫ 5pkIwtAbow72k
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 9

コメント
[0]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL