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これが君の見る世界

#7


モナ「なぜ・・・・・あなたがいるのです・・・・・?」[小文字][/小文字]

とても、信じがたい光景だった。
理解が追いついていなかったからだ。


モナ「姉さん・・・・・・」


私の眼の前にいたのは、消えたはずの姉だった。
最近は、本当に[漢字]理由[/漢字][ふりがな]ワケ[/ふりがな]のわからないことばかり起こる。
夜の幻覚かなにかだろうか?
幻覚を見ているなら、声は聞こえるものなのだろうか。
でも、今彼女は私の名を声に出して言った。
なら、幻覚ではない・・・?

エル(姉)「モナ、こっちに座って。久しぶりに話そう?」

モナ「・・・・」

私は、ゆっくり崖の端に座った。
そのまま[漢字]芝生[/漢字][ふりがな]しばふ[/ふりがな]に寝転がって、美しい星空を見ていた。
姉は、小さな岩を背もたれにして座り、星を眺めていた。

私は、軽く手の甲を目に当て静かに言った。

モナ「姉さん。あなたはすでに死んでしまっているはず。なぜ今になって戻ってきたの?私に・・・恨みでもあった?」

エル「恨みなんてあるわけないでしょ?私が戻って来た理由は一つだけ。」

エル「あなたに、言い残したことがあるからだよ。」

私は、ゆっくり起き上がった。
「言い残したこと」。
大体の予想はついている。
どうせ・・・

エル「知ってる?[大文字]この世界の星空は偽り[/大文字]なんだって。」

私は、耳を疑った。
「空が偽り」?ありえるわけない。
私が驚いている隙にも、姉は口を開く。

エル「・・・・不思議だよね。」

そう聞こえて、私は瞬きをした。
目を開けた瞬間にはもう、姉の姿はいなかった。
私はもう一度寝転がり、美しき星空に向けて手を伸ばした。


作者メッセージ

まさか、このオリジナル作が閲覧数100超えるとは思っていませんでした.
あとがきも、めっちゃ短くなりましたが、今回はこれにて!
ここまで見てくれたみなさんありがとうございます!^∀^/

2025/05/08 23:57

水桜 陽 ID:≫ 5pkIwtAbow72k
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