これが君の見る世界
クレア「モナって、いずれ自分の命なんかどうでもよくなるんだって思ったことない?」
モナ「・・・・・!」
一瞬、時が止まった。
実際に止まったのではなく一瞬だけ、その一瞬だけ、脳が働かなかった。
その一瞬だけ、私は少し怖くなった。
なんで、ただの放浪者が私の考えていたことが読める?
なんで、ただの放浪者が私の感じていたことが分かる?
疑問は、上げれば上げるほどきりがないほどに私の中で積もっていった。
モナ「・・・なんで?」(分かるの?)
クレア「そんな顔をしてる。・・・・って思っただけだよ。それに大きくて、深いような意味なんてない。少しだけ、辛くて苦しいって雰囲気の顔だった。少なくとも、私にはそう見えた。」
でもその目は、確かに別の意味での光が宿っているように見て取れた。
「大きくて深いような意味なんてない。」
それにほんの少し、違和感を感じただけ。
でも、それがわかったところで今という「世界において、絶望だけを蓄積していく時間」というものがどうにかなるものではない。
モナ「[小文字]わかってるし・・・・[/小文字]」
クレア「どうしたの?」
モナ「・・・・・・・なんでもない・・・」
モナ「・・・・・!」
一瞬、時が止まった。
実際に止まったのではなく一瞬だけ、その一瞬だけ、脳が働かなかった。
その一瞬だけ、私は少し怖くなった。
なんで、ただの放浪者が私の考えていたことが読める?
なんで、ただの放浪者が私の感じていたことが分かる?
疑問は、上げれば上げるほどきりがないほどに私の中で積もっていった。
モナ「・・・なんで?」(分かるの?)
クレア「そんな顔をしてる。・・・・って思っただけだよ。それに大きくて、深いような意味なんてない。少しだけ、辛くて苦しいって雰囲気の顔だった。少なくとも、私にはそう見えた。」
でもその目は、確かに別の意味での光が宿っているように見て取れた。
「大きくて深いような意味なんてない。」
それにほんの少し、違和感を感じただけ。
でも、それがわかったところで今という「世界において、絶望だけを蓄積していく時間」というものがどうにかなるものではない。
モナ「[小文字]わかってるし・・・・[/小文字]」
クレア「どうしたの?」
モナ「・・・・・・・なんでもない・・・」