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これが君の見る世界

#18


エル「私達は[太字]双子[/太字]ってことにね。」

モナ「双子!?」

エル「あはっ!ずっと黙っててごめんねーモナ。お父様も叔母様も黙っててって言うからさぁ。」

にしてもすごく驚いた。
双子だなんて今まで一度も聞かされなかった。
それに、エルの性格は「言われた内緒話は、内緒で誰かに打ち明けちゃうちょっとした問題児(?)」みたいな感じだ。
エルが今まで一度も私に「双子だ」ということを黙っていたのは妹から見たとしても奇跡に近い。

モナ「でも、問題は。」

エル「「なぜ黙らされたのか」。でしょ?姉妹だからわかるよ。」

当ってる・・・。

モナ「そう。理由がなければ黙らせる意味がないからね。なにかを隠していなければ、こんな奇跡に近いことがエルにできるわけがないから。」

エル「私も自分の性格くらいは分かってるつもり。そうだよね。周りからしたら、私が今まで黙っていたのはほぼ奇跡。でも、現実は違う。」

モナ「?脅されたの?それとも弱みでも握られた?」

どっちにしろ、エルが脅しに誘われるような人柄じゃないのは分かってるし、弱みがあるような人間でもない。


___[明朝体]魔陣学や薬学の勉強中に[/明朝体]___


突如として蘇ったセリフ。
でも、その言葉を発した人が誰だったか思い出せない・・・!
でも、もし。もしも。
その人が・・・・・。
その、私の予想が。


[水平線]
「魔陣学や薬学の勉強中に」
         『私達が双子だってこと』
     花の光から生まれた「なにか」

                 (弱みがあるような人間でもない)
 (脅しに誘われるような人間でも)


[中央寄せ]『[/太字]お父様も叔母様も黙ってて[/太字]』[/中央寄せ]

[水平線]

エル「ときにさ。」

すでにこの妄想が怖くなっていた。
この想像から抜け出せなくなっていた。
怖い。怖い。怖い。

私達の育て親は、いったい、何者なの?
なにを考えていたの?
私の予想通りなのであれば、なんて恐ろしいことを考える人間だったのだろう。

エル「モナは、この世界に[太字]魔法[/太字]とか訳のわからないものが実在すると思う?」

モナ「うん。」

迷わず答えた。
エルがこう聞くということはほぼ100%、私の読みは当たっているはずだ。
だって。
[大文字]この世界には魔法が存在するのだから。[/大文字]

作者メッセージ

今回はちょっとあとがきパスでお願いしますm(_ _)m
閲覧数見るたびにやる気出ます!

今回も読んでくださってありがとうございます!

2025/07/27 18:26

水桜 陽 ID:≫ 5pkIwtAbow72k
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