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とにかくメタい。

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あるスランプな小説家は、異世界を創造する

#5

ひきこさんの路地って

……あ
「あの路地……、ひきこさんの居るとこじゃん」
 歩いてたら路地が見えてきた。ちょうど警告文も書いてある。……あ、これひきこさんが書き足したやつじゃん。
上を見るな……、ってことは上を見なくちゃね。でも下を見るなっていうひきこさんが書いた警告文もあるんだよな……。

「そうなのか。路地などそのへんに散らばっているが、そこなんだな」
「フェブラ怪力なんだし行ってきなよ」
「怪物が居るのだろう? たしか、井戸のところで振り向いたら突き飛ばされるんだったか」
 フェブラったらまた小説読んでるし。
「そーそー、んでそこで悟がスキル使ってお菓子っていうか、童話の世界に行ったっていうか」
 意外と赤ずきんの投票が合ったから驚いたな。シンデレラのグリム童話も結構悲惨だから、選ばれなかったら順番だけかえてやろうと思ってたけど。
「ま、いいや。怪異ってひきこさんと13階段しか考えてなかったしこれ以外にはないはずだから、学校と路地にちかずかなければオッケーのはずだよ〜」
「……本当にそうか?」
 黄色の下地に、黒い文字でビックリマークだけが描かれた標識を見ながらフェブラが呟いた。
 たしか、こういうなんの警告か書いてない標識は、その他の危険を示すんだっけ。路地の怪異のことかな? なんかやたら標識の背が高い気がするし、車用? 私もフェブラも身長は140センチくらい。その標識、170くらいありそう……。
「あの路地って車が入れる大きさじゃないから、この標識が車用だとしたら路地じゃないってことだよね〜……ひきこさん飛び出し注意? w」
 そういえば、薄利はこの世界から悟と一緒に異世界に行っちゃったけど、怪異研究部はどうなったんだろ……。

作者メッセージ

即興

2026/05/01 11:33

紅月麻実 ID:≫ df6MDjSMyjUz6
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