星になった君へ
あれは、指先が赤く染まる冬の夜中のことだった。
「....[小文字]お腹減ったな...[/小文字]コンビニ行ってくる」
「......え、1時半だよ?大丈夫?」
「...んー、大丈夫、w」
それが、最後の会話だった。
[水平線]
「全部買ったから...帰るか」
[大文字][大文字][斜体]キキーッ[/斜体][/大文字][/大文字]
「........あ」
コンビニ帰りにトラックに轢かれた。
「................ぁ、え...」
涙が出なかった。
唐突すぎて。まだ生きている気がして。
また言ってほしい。綺麗だって。好きだって。
また一緒に見たい。冬の星空を。
......................
「....[小文字][小文字]ただいま[/小文字][/小文字]」
そう言っても、玄関に声が響くだけ。
「おかえり」
って言ってもらえる気がして。
「......あ、星...」
いつも見る星空。だけど1つだけいつもより輝いている星があった。
(........たしか、亡くなったら星になるんだっけ...)
不意にあの星が蓮に見えた。
「俺はここだよ」って言われてるような気がして。
「...ねぇ、蓮...綺麗だね。」
そう言っても返答はない。
「.......また言ってほしいなぁ...」
......星になった君へ。
これからずーっと俺が言ってあげる。
君が言えない代わりに。俺がずっと...
「....[小文字]お腹減ったな...[/小文字]コンビニ行ってくる」
「......え、1時半だよ?大丈夫?」
「...んー、大丈夫、w」
それが、最後の会話だった。
[水平線]
「全部買ったから...帰るか」
[大文字][大文字][斜体]キキーッ[/斜体][/大文字][/大文字]
「........あ」
コンビニ帰りにトラックに轢かれた。
「................ぁ、え...」
涙が出なかった。
唐突すぎて。まだ生きている気がして。
また言ってほしい。綺麗だって。好きだって。
また一緒に見たい。冬の星空を。
......................
「....[小文字][小文字]ただいま[/小文字][/小文字]」
そう言っても、玄関に声が響くだけ。
「おかえり」
って言ってもらえる気がして。
「......あ、星...」
いつも見る星空。だけど1つだけいつもより輝いている星があった。
(........たしか、亡くなったら星になるんだっけ...)
不意にあの星が蓮に見えた。
「俺はここだよ」って言われてるような気がして。
「...ねぇ、蓮...綺麗だね。」
そう言っても返答はない。
「.......また言ってほしいなぁ...」
......星になった君へ。
これからずーっと俺が言ってあげる。
君が言えない代わりに。俺がずっと...