死にたがり少女は転生を求めてない!
(ガラガラ
教室の扉が開く。そこに視線を向けると…イケメンがいた。何あの太陽。陽キャ空気が漂ってる。怖い。ゲームとかだったら絶対王子とかの…
杏莉「彼って…隣国の王子じゃない?」
あ、本当に王子なんですね…荷物置いた後こっちに来ているような…うん、気のせいだな、気のせいでしょ、気のせいにしよう。もう嫌〜!!!
「初めまして、姫様。私の名前は矢座覇 玲音(やざは れいん)です。姫様の名前をお聞きしても?」
気のせいになってくれよ…
零「私の名前は空音 零です。玲音様。これからよろしくお願いします。」
玲音「玲音で良いですよ。私は王位継承権を持っているだけであり、まだなんの権力もない第二王子なのですから、気楽にしてください。」
何がなんの権力もないだよ!この第二王子が!権力しかないだろ!杏莉助けて…てちょっ、杏莉?!「私は邪魔ですね。」ってこの場から立ち去らないで、杏莉〜!!!
姫としてこの場を立ち去るわけにもいかないし…八方塞がりじゃん…
零「お気遣いありがとうございます。私もまだ姫の身なので権力を持っていません。なので玲音さんもどうか気楽にしてください。」
玲音「お心遣い感謝します。それでは私も零さんと呼ばせていただきますね。」
沈黙が広がる…気まずっ、何を話せば良いんだ…お前も話す事ないならどっか行けよ玲音。
零「普段はどのようなことをしてお過ごしですか?」
沈黙が辛すぎてつい話を切り出してしまった。
玲音「そうですね…ヴァイオリンを弾いたりしますね。零さんは楽器を弾いたりされますか?」
そういえば部屋にピアノがあったな。私も少しはピアノ弾けるし…
零「ピアノを弾いたりしますね。と言っても趣味程度ですが。」
玲音「ピアノですか。それも良いですね。また今度一緒に演奏でもしたいものです。」
零「そうですね。」
玲音「そういえばもうそろそろでしょうか?」
零「…何がですか?」
え?何?ほんとに何?なんか嫌な予感が…
(ガラガラ
イケメン。もうやだ。誰だよ。知り合い?
玲音「やっと来ましたね。こっちだ、来駕(らいが)」
なるほど、第二王子の知り合いって事は第一か第三以降とかか?でも髪色も目の色も違うし…
来駕「はい。こちらの方が?」
玲音「嗚呼、この国の姫様、零さんです。」
来駕「初めまして、零様。私は隣国の第四王子の矢座覇 来駕です。」
第四か〜てか、髪色と目の色違うって事は…側室とかの子供?でも、側室はどうしてもお妃様の子供よりも低い立場のはず…つまり、お妃様との子供が産まれていない?まぁ私にはどうであろうと関係ないけど、髪色も目の色も当てにならないから失礼のないように気をつけないと…
まぁ、私からすると側室もどうかと思うんだけどさ。
零「初めまして、来駕様。空音 零です。よろしくお願いします。」
来駕「はい。こちらこそよろしくお願いします。」
玲音「来駕は相変わらずですね。それでは、またお話ししましょう。」
うん。もう疲れた。王子とかもう一生関わりたくない…
教室の扉が開く。そこに視線を向けると…イケメンがいた。何あの太陽。陽キャ空気が漂ってる。怖い。ゲームとかだったら絶対王子とかの…
杏莉「彼って…隣国の王子じゃない?」
あ、本当に王子なんですね…荷物置いた後こっちに来ているような…うん、気のせいだな、気のせいでしょ、気のせいにしよう。もう嫌〜!!!
「初めまして、姫様。私の名前は矢座覇 玲音(やざは れいん)です。姫様の名前をお聞きしても?」
気のせいになってくれよ…
零「私の名前は空音 零です。玲音様。これからよろしくお願いします。」
玲音「玲音で良いですよ。私は王位継承権を持っているだけであり、まだなんの権力もない第二王子なのですから、気楽にしてください。」
何がなんの権力もないだよ!この第二王子が!権力しかないだろ!杏莉助けて…てちょっ、杏莉?!「私は邪魔ですね。」ってこの場から立ち去らないで、杏莉〜!!!
姫としてこの場を立ち去るわけにもいかないし…八方塞がりじゃん…
零「お気遣いありがとうございます。私もまだ姫の身なので権力を持っていません。なので玲音さんもどうか気楽にしてください。」
玲音「お心遣い感謝します。それでは私も零さんと呼ばせていただきますね。」
沈黙が広がる…気まずっ、何を話せば良いんだ…お前も話す事ないならどっか行けよ玲音。
零「普段はどのようなことをしてお過ごしですか?」
沈黙が辛すぎてつい話を切り出してしまった。
玲音「そうですね…ヴァイオリンを弾いたりしますね。零さんは楽器を弾いたりされますか?」
そういえば部屋にピアノがあったな。私も少しはピアノ弾けるし…
零「ピアノを弾いたりしますね。と言っても趣味程度ですが。」
玲音「ピアノですか。それも良いですね。また今度一緒に演奏でもしたいものです。」
零「そうですね。」
玲音「そういえばもうそろそろでしょうか?」
零「…何がですか?」
え?何?ほんとに何?なんか嫌な予感が…
(ガラガラ
イケメン。もうやだ。誰だよ。知り合い?
玲音「やっと来ましたね。こっちだ、来駕(らいが)」
なるほど、第二王子の知り合いって事は第一か第三以降とかか?でも髪色も目の色も違うし…
来駕「はい。こちらの方が?」
玲音「嗚呼、この国の姫様、零さんです。」
来駕「初めまして、零様。私は隣国の第四王子の矢座覇 来駕です。」
第四か〜てか、髪色と目の色違うって事は…側室とかの子供?でも、側室はどうしてもお妃様の子供よりも低い立場のはず…つまり、お妃様との子供が産まれていない?まぁ私にはどうであろうと関係ないけど、髪色も目の色も当てにならないから失礼のないように気をつけないと…
まぁ、私からすると側室もどうかと思うんだけどさ。
零「初めまして、来駕様。空音 零です。よろしくお願いします。」
来駕「はい。こちらこそよろしくお願いします。」
玲音「来駕は相変わらずですね。それでは、またお話ししましょう。」
うん。もう疲れた。王子とかもう一生関わりたくない…