どうも、終電を逃し帰れないのでホテルを探してる●●です。
スマホで「〇〇県　〇〇市　　ホテル　安い　」と打ち込む
R「見つかった？」
●●「え？あー、今探してるところです。」
なぜか、推しが隣にいて会話できてる奇妙なこの状況
推しじゃなかったら無視するんだけど
流石に
R「ちゃっかり、安いって調べてるw」
推しを野宿させるわけにはいかない
●●「はい、あなたのせいで金欠なので」
R「え？俺のせい？」
でも、探すの手伝ってくれないかな？
R「えっ？無視？」
●●「あ、ヒットしました。〇〇ー〇〇〇ー〇だそうです。」
R「おー！ありがとうっ！」
ん"ん"
可愛い
今日で何回、可愛いって思ったんだ
推しに感謝して貰えるオタクってそうそういないんじゃ無い！？
てか今日だけでガチ恋勢みたいになってるし
R「そうと決まれば、よし行こうー」
●●「はーい、」
向かってる途中ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
R「おー、しっかりグッズ買いまくってるね」
買うに決まってんじゃん
大好きなんだから！
まぁ、そんなこと言えないから適当に返事しとこ
てか、2人きりで話してる？
これってデートじゃね？
●●「あー、はい一応」
R「え？何そのとりあえずみたいなw俺のこと好きだよね？」
多分深い意味はないんだろう、配信者、推しとして好きか聞いてるんだろう
らっだぁがいってる好きと俺が思ってる好きはきっと違う
とりあえず流しとこう
●●「うんー」
R「おい、棒読みだぞ？冷たーい」
●●「ヘラっだぁさん？着きましたよ」
R「誰がヘラっだぁだよ、ちゃんと動画見てんじゃんw」
そうだよ、何回も見たよ！
●●「よし、置いてこう」
R「え、待って一緒に行こ？」
こうゆうところ可愛いよな
袖掴むのやめて
死ぬ
尊くて
●●「エントランスまでですからね」
そう、エントランスまでしかもう一緒に入れないんだ
ずっと一緒にいたかったなぁ、
R「っえ」
！？
「っえ」って何？
この人部屋一緒だと思ってたの！？
なにそれ！
可愛いすぎるって！
でも、俺の勘違いだったらクッソ恥ずい
ちゃんと聞こう
うん
落ち着け
俺
●●「え、一緒の部屋だと思ってたんですか？」
R「…」
黙った、
やっぱ俺の勘違い？
R「そうじゃ、ない、の？」









●●(((勘違いじゃなかったんかいっ⁉︎)))