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あの星を目指して

#4

3

「これがユウイツ三号の機体です。巷では、伝説の機体なんても言われてますね」

 担当教官が細かいパーツの名前や、製造の裏話を話す。そして、それを生徒がタブレットを用いてメモする。

「先生、質問よろしいですか?」

「ええ、構いませんよ」

 このクラスのリーダー的ポジションである、大山 悠成が手を挙げる。

「話を聞く限り、国家機密…までは行きませんが、外部に漏らしてはならない情報ばかりだとおもうのですが…」

「ええ。今話したことは、ユウイツ三号という極めて優れた機体を形作る、重要な情報です」

「ではなぜ…」

「君たちには、話しても問題ない、という指示が出ていますからね。これからの日本…いや、世界の最先端を担う未来の技術者には、これぐらい教えないと」

 その言葉に他意は無い。 
 しかし、空知川 佑人は違和感を覚えた。
 その違和感が何か、本人もまだ分かっていない。

 この話をしたとき、終始無表情だった担任の顔が曇った。
_____________
[小文字]「…せい!…んせい![/小文字]先生!」

 50代にしてはやつれた表情の男は、医療室で目を覚ました。

「良かった…貴方、頑張りすぎなんですよ!」

 若い男性が声をかける。

「ああ…悪いね。社会復帰は難しそうだ…」

「そんな悲観しないでください![太字]あの伝説の機体[/太字]からの唯一の生存者なんですから」

「あれは…運が良かっただけだよ…それより、ゆう…っッ」

「先生!?また放射線の影響が…」

「…問題ないよ…やっと僕の夢が叶ったんだ。こんな所でくたばってられない…」

「先生…」

「世界に対抗できる…やつらより先にあの星へ行く、技術者を育てるんだ…」

作者メッセージ

フィクションです!

注意、ストーリーよくわからんって方、安心してください!自分も迷走しかけてます!

2025/05/19 00:48

aむ雷 ID:≫ 041JsGYGfUrmU
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