- 閲覧前にご確認ください -

nmmn

文字サイズ変更

二次創作
カンヒュたちは両片思い

#3

露中です。

綺麗だなと思う。
一番歳をとっているとは到底思えない笑顔だった。
「ロシア!元気アルか?」
「ああ。中国か。」
聞かれたことには答えずに冷たく言ってしまう。
中国は特に気にしたそぶりもみせず、北朝鮮のもとへ
歩いて行った。
スラリとした体格を包むような大きな服。
萌え袖をまくりながらパソコンに向き直っている。

「おい、ロシア。意識戻せ。」
せっせと仕事をしている中国を見ているといつの間にか意識が飛んでいたようだ。
アメリカが睨んでくる。
「戻した。で、何のようだ?」
顔をあげるとアメリカは手招きをしてきた。
ここでは話せない話なのか。
そう思いながらついていくと小柄な少女がいた。

見たことがある。

そう思いながら近づいていくとアメリカから説明が
入った。
「にゃぽんだ。日本の妹。」
「そそ。よろしくね。」
そう言うとアメリカはどこかへ行ってしまった。
それはそうとこの少女、なかなか怖い。
にっこりと笑っているがその目は獲物を捕まえる様にギラギラしている。
大柄な自分はどうしても見下ろす様になってしまう。
にゃぽんはリュックの中からパンダのぬいぐるみを
取り出した。

と、思うとグイッと無理矢理待たされた。
見かけによらず力はあるらしい。
「中国さんに渡してきてよ。」
「にゃぽんが渡してくればいいじゃないか。」
思わずそう口走るとにゃぽんはフッと微笑んだ。
「それじゃダメ。ロシアさんが渡してこないと。」
この少女には何もかも見透かされている気がした。
俺が中国のことが好きだと言うことも、何もかも。

「分かった。渡せばいいんだな。」
「よく分かってんじゃーん」
そう言えば前に日本が話していた。
妹は幼くみえるが二千歳を超えていると。
だから子供扱いをするのだろうか。

いや、そんなことはどうでもいい。
中国がパンダのぬいぐるみにどう反応するかの方が
気になった。

にゃぽんにお礼を言ってから小走りに昼休憩をしている中国の元へと行った。

「ありがとうある!」
キラキラした目で言われて心臓を撃ち抜かれそうになる。
「そんなにパンダが好きなのか?」
微笑ましくてつい言うと中国はパンダのぬいぐるみで
口元を隠しながらこそっと呟いた。
「…もちろんパンダは大好きアルけど、それよりも
 ロシアがくれたっていう方が嬉しくて、、、」
いつもは大人びているのにこの時だけ不安そうに言う中国がどうしようもなく可愛くて、嬉しくて。
 
心に決めた。

中国は傷つけないって。
この世界がどんなに滅びても中国だけは救うと。
ベタなことを考えながら照れている中国を見ていた。

作者メッセージ

誤字や変な日本語あったらすいません。
今回は露中でした。
このペースでいったら多分次はアメ日ですね。
楽しみにしててください!
それでは、さようなら!

2025/04/28 16:51

しおん ID:≫ 1vLYbWdHGUEm2
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 4

コメント
[3]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL