二次創作
カンヒュたちは両片思い
綺麗だなと思う。
一番歳をとっているとは到底思えない笑顔だった。
「ロシア!元気アルか?」
「ああ。中国か。」
聞かれたことには答えずに冷たく言ってしまう。
中国は特に気にしたそぶりもみせず、北朝鮮のもとへ
歩いて行った。
スラリとした体格を包むような大きな服。
萌え袖をまくりながらパソコンに向き直っている。
「おい、ロシア。意識戻せ。」
せっせと仕事をしている中国を見ているといつの間にか意識が飛んでいたようだ。
アメリカが睨んでくる。
「戻した。で、何のようだ?」
顔をあげるとアメリカは手招きをしてきた。
ここでは話せない話なのか。
そう思いながらついていくと小柄な少女がいた。
見たことがある。
そう思いながら近づいていくとアメリカから説明が
入った。
「にゃぽんだ。日本の妹。」
「そそ。よろしくね。」
そう言うとアメリカはどこかへ行ってしまった。
それはそうとこの少女、なかなか怖い。
にっこりと笑っているがその目は獲物を捕まえる様にギラギラしている。
大柄な自分はどうしても見下ろす様になってしまう。
にゃぽんはリュックの中からパンダのぬいぐるみを
取り出した。
と、思うとグイッと無理矢理待たされた。
見かけによらず力はあるらしい。
「中国さんに渡してきてよ。」
「にゃぽんが渡してくればいいじゃないか。」
思わずそう口走るとにゃぽんはフッと微笑んだ。
「それじゃダメ。ロシアさんが渡してこないと。」
この少女には何もかも見透かされている気がした。
俺が中国のことが好きだと言うことも、何もかも。
「分かった。渡せばいいんだな。」
「よく分かってんじゃーん」
そう言えば前に日本が話していた。
妹は幼くみえるが二千歳を超えていると。
だから子供扱いをするのだろうか。
いや、そんなことはどうでもいい。
中国がパンダのぬいぐるみにどう反応するかの方が
気になった。
にゃぽんにお礼を言ってから小走りに昼休憩をしている中国の元へと行った。
「ありがとうある!」
キラキラした目で言われて心臓を撃ち抜かれそうになる。
「そんなにパンダが好きなのか?」
微笑ましくてつい言うと中国はパンダのぬいぐるみで
口元を隠しながらこそっと呟いた。
「…もちろんパンダは大好きアルけど、それよりも
ロシアがくれたっていう方が嬉しくて、、、」
いつもは大人びているのにこの時だけ不安そうに言う中国がどうしようもなく可愛くて、嬉しくて。
心に決めた。
中国は傷つけないって。
この世界がどんなに滅びても中国だけは救うと。
ベタなことを考えながら照れている中国を見ていた。
一番歳をとっているとは到底思えない笑顔だった。
「ロシア!元気アルか?」
「ああ。中国か。」
聞かれたことには答えずに冷たく言ってしまう。
中国は特に気にしたそぶりもみせず、北朝鮮のもとへ
歩いて行った。
スラリとした体格を包むような大きな服。
萌え袖をまくりながらパソコンに向き直っている。
「おい、ロシア。意識戻せ。」
せっせと仕事をしている中国を見ているといつの間にか意識が飛んでいたようだ。
アメリカが睨んでくる。
「戻した。で、何のようだ?」
顔をあげるとアメリカは手招きをしてきた。
ここでは話せない話なのか。
そう思いながらついていくと小柄な少女がいた。
見たことがある。
そう思いながら近づいていくとアメリカから説明が
入った。
「にゃぽんだ。日本の妹。」
「そそ。よろしくね。」
そう言うとアメリカはどこかへ行ってしまった。
それはそうとこの少女、なかなか怖い。
にっこりと笑っているがその目は獲物を捕まえる様にギラギラしている。
大柄な自分はどうしても見下ろす様になってしまう。
にゃぽんはリュックの中からパンダのぬいぐるみを
取り出した。
と、思うとグイッと無理矢理待たされた。
見かけによらず力はあるらしい。
「中国さんに渡してきてよ。」
「にゃぽんが渡してくればいいじゃないか。」
思わずそう口走るとにゃぽんはフッと微笑んだ。
「それじゃダメ。ロシアさんが渡してこないと。」
この少女には何もかも見透かされている気がした。
俺が中国のことが好きだと言うことも、何もかも。
「分かった。渡せばいいんだな。」
「よく分かってんじゃーん」
そう言えば前に日本が話していた。
妹は幼くみえるが二千歳を超えていると。
だから子供扱いをするのだろうか。
いや、そんなことはどうでもいい。
中国がパンダのぬいぐるみにどう反応するかの方が
気になった。
にゃぽんにお礼を言ってから小走りに昼休憩をしている中国の元へと行った。
「ありがとうある!」
キラキラした目で言われて心臓を撃ち抜かれそうになる。
「そんなにパンダが好きなのか?」
微笑ましくてつい言うと中国はパンダのぬいぐるみで
口元を隠しながらこそっと呟いた。
「…もちろんパンダは大好きアルけど、それよりも
ロシアがくれたっていう方が嬉しくて、、、」
いつもは大人びているのにこの時だけ不安そうに言う中国がどうしようもなく可愛くて、嬉しくて。
心に決めた。
中国は傷つけないって。
この世界がどんなに滅びても中国だけは救うと。
ベタなことを考えながら照れている中国を見ていた。