甥が尊すぎる。溺愛妖怪。
🌕「津弓を離せ!!」
月夜公は叫んだ。顔を赤い般若面で隠しているがそれでも
そうとう、怒っているのは肌でビシビシ感じる。
それでも、変わらない美しさだ。
🟡「お、叔父上…」
津弓は思わず涙が出てきた。
?「あぁ。あぁ、月夜公さま、あぁ」
気づくと、女は体全身が震えて、声も目も震えている。
津弓を抱えていた手も震えていた。足も震えていたせいか津弓は
グラグラとなる、それでも力は強く離れられない。
?「あぁ、月夜公さまが私を見てくれてる。あぁ」
🌕「お前の、その汚い手で津弓を触るな、はよう、離せ!!」
月夜公はさっきよりも冷たい声で怒鳴った
?「それは、いくら月夜公さまのお願いでも無理でございますわ
だって、こうでもしないと、私を見て下さらないでしょ?」
すると、バサバサと音がし、飛黒を先頭に何匹かの鳥天狗が来た。
飛「な、何事じゃ?!」
?「邪魔が入ったわね。あぁ、穢らわしい」
女がそう言った後、月夜公は力を使おうとした。そして、烏天狗たちも場所を移動し女を囲んだ。すぐに準備も整い、力を出したか出してないか、その瞬間に、女は爪を立て、津弓の首に当てた。
🟡「っヒッ…」
🌕「やめろ!!」
月夜公は力をおさめ叫んだ、烏天狗たちもあっけに取られたのか動かない。
?「やめてほしいのなら、この後、鈴白の山に来てくださいね
月夜公さま一人で。そしたらこいつを返してあげます」
そう言って、女は瞬きする間に消えた。津弓と一緒に。
月夜公は叫んだ。顔を赤い般若面で隠しているがそれでも
そうとう、怒っているのは肌でビシビシ感じる。
それでも、変わらない美しさだ。
🟡「お、叔父上…」
津弓は思わず涙が出てきた。
?「あぁ。あぁ、月夜公さま、あぁ」
気づくと、女は体全身が震えて、声も目も震えている。
津弓を抱えていた手も震えていた。足も震えていたせいか津弓は
グラグラとなる、それでも力は強く離れられない。
?「あぁ、月夜公さまが私を見てくれてる。あぁ」
🌕「お前の、その汚い手で津弓を触るな、はよう、離せ!!」
月夜公はさっきよりも冷たい声で怒鳴った
?「それは、いくら月夜公さまのお願いでも無理でございますわ
だって、こうでもしないと、私を見て下さらないでしょ?」
すると、バサバサと音がし、飛黒を先頭に何匹かの鳥天狗が来た。
飛「な、何事じゃ?!」
?「邪魔が入ったわね。あぁ、穢らわしい」
女がそう言った後、月夜公は力を使おうとした。そして、烏天狗たちも場所を移動し女を囲んだ。すぐに準備も整い、力を出したか出してないか、その瞬間に、女は爪を立て、津弓の首に当てた。
🟡「っヒッ…」
🌕「やめろ!!」
月夜公は力をおさめ叫んだ、烏天狗たちもあっけに取られたのか動かない。
?「やめてほしいのなら、この後、鈴白の山に来てくださいね
月夜公さま一人で。そしたらこいつを返してあげます」
そう言って、女は瞬きする間に消えた。津弓と一緒に。