甥が尊すぎる。溺愛妖怪。
「あぁ。なんて美しいのかしら…。」
女はある男、月夜公を見てそうつぶやいたのだった
初めは、眺めているだけで満足だった、だが、次第に欲が出てきたのだ
私のものにしたい、私だけを見て欲しい。
「お付き合いしたいわ、あわよくばご結婚しても…!」
もう、この女に欲が出てきてしまっては手遅れだった。
どんな手段を使ってでも自分のものにすると決めたのだ。
「作戦を練らないとね…あぁ、待っててください、すぐ行きますからね。月夜公さま」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
🟡「はぁ、今日も、叔父上お仕事か…」
津弓は今日で何度目かわからないため息を吐いた
こんなに広く、たくさんのおもちゃがあってもやはり津弓にとっては
一人が退屈だった。
🟡「何か、もっとワクワクすることがしたい!!
こんな部屋にいても楽しくない!退屈だよ!誰か来ないかな」
そうつぶやいた時だった
?「あら、その願い叶えてあげましょうか?」
部屋の外から女の声がした。そしてすぐ無断でドアを開けられたのだ。
🟡「誰?」
女は美しかった、おまけに美声だ。叔父上にも劣らないと思ったほどだ。
紅色の着物は女の瞳の赤とよく似合っていて髪も綺麗にゆだねられていた。
?「津弓ちゃんよね、お姉さんも退屈してて…。ちょっとお外に出かけない?」
女は甘い声でつぶやいた、その瞳で見つめられてはつい見入ってしまう。
なんでも、思い通りになりそうなのだ。
でも、津弓はこれはダメだと思った。ついて行ってはいけない。何か危ないことがありそうだ。それに、女は美しいのに何かゾッとするような気配があったのだ
🟡「津弓、行かない」
女はある男、月夜公を見てそうつぶやいたのだった
初めは、眺めているだけで満足だった、だが、次第に欲が出てきたのだ
私のものにしたい、私だけを見て欲しい。
「お付き合いしたいわ、あわよくばご結婚しても…!」
もう、この女に欲が出てきてしまっては手遅れだった。
どんな手段を使ってでも自分のものにすると決めたのだ。
「作戦を練らないとね…あぁ、待っててください、すぐ行きますからね。月夜公さま」
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🟡「はぁ、今日も、叔父上お仕事か…」
津弓は今日で何度目かわからないため息を吐いた
こんなに広く、たくさんのおもちゃがあってもやはり津弓にとっては
一人が退屈だった。
🟡「何か、もっとワクワクすることがしたい!!
こんな部屋にいても楽しくない!退屈だよ!誰か来ないかな」
そうつぶやいた時だった
?「あら、その願い叶えてあげましょうか?」
部屋の外から女の声がした。そしてすぐ無断でドアを開けられたのだ。
🟡「誰?」
女は美しかった、おまけに美声だ。叔父上にも劣らないと思ったほどだ。
紅色の着物は女の瞳の赤とよく似合っていて髪も綺麗にゆだねられていた。
?「津弓ちゃんよね、お姉さんも退屈してて…。ちょっとお外に出かけない?」
女は甘い声でつぶやいた、その瞳で見つめられてはつい見入ってしまう。
なんでも、思い通りになりそうなのだ。
でも、津弓はこれはダメだと思った。ついて行ってはいけない。何か危ないことがありそうだ。それに、女は美しいのに何かゾッとするような気配があったのだ
🟡「津弓、行かない」