不幸を呼ぶ私と幸運を呼ぶ君
私は朝重苦しさで目が覚めた
目を開けると私の上に小5?くらいの子供が乗っていた
その子供は、先程の「周りを幸運にする力」を持つ実験体の子であった
ID8901「[小文字][小文字]なんで…乗って…[/小文字][/小文字]」
???「あっ!喋れたんだー!おれ研究員の人におまえは喋れないって聞いてたんだけどなー!」
ID8901「[小文字][小文字]IDは[/小文字][/小文字]?」
???「ID?ああ!”名前”か!」
ID8901「[小文字][小文字]な…ナマエ…?[/小文字][/小文字]」
舜「うん!おれの名前は新倉舜って名前にした!おまえは?」
ID8901「[小文字][小文字]いや…まずナマエを知らないんだけど…[/小文字][/小文字]」
舜「ふーん…」
々「じゃおれが決める! ︎︎ ︎︎んーと…おまえは体が弱いだろ?じゃあ苗字は…なんか綺麗だし微弱にするか!」
また知らない単語が出てきた…ビジャク?なんだろう…
舜「名前は〜…」
々「ん〜、お前の体ちょっと冷たいから、冷感の冷を取って…[小文字][小文字]漢字は変えよ…[/小文字][/小文字]玲だ!」
私のミョウジは…ビジャク…名前は…レイ
ID8901「[小文字][小文字]ビジャク…レイ[/小文字][/小文字]」
玲「[小文字]微弱玲…[/小文字]」
舜「おれなりに考えけどいい名前だぞ!」
玲「…ありがとう……」
舜「…[大文字]あぁーーーー![/大文字]今自由時間じゃん!?早く外行こー!玲も行こうぜ!」
玲「[小文字]う…うん…[/小文字]」
舜「あっ!あっちではドッヂボールやってる!お!こっちでは野球やってる!」
舜から聞こえるのは知らない単語ばかり
最近は全然外に出ていなかったし、出たくもなかった
だから何をやっているかなども分からない
舜「あ…そうだ」
舜「[小文字][小文字]玲、外じゃバレないようにIDで呼び合おう、おれのIDは016[/小文字][/小文字]」
玲「[小文字][小文字]わかった…[/小文字][/小文字]」
舜「そだ!ID8901が運動苦手ならさ!四葉のクローバー探さない?すんごいラッキーじゃないと見つかんないんだって!」
玲「[小文字][小文字]いいけど、私は、幸運じゃない、不幸だから…[/小文字][/小文字]」
舜「なら!手繋げばいいんじゃん!?(?)」
玲「[小文字][小文字]う…うん[/小文字][/小文字]」
舜と手を繋いだ途端、世界が変わったような気がした
舜「…」
おれは、初めて不幸を知ったのかもしれない
玲と手を繋いでから、嫌な予感がする
そして、おれの頭にボールが直撃した
舜「…!?」
初めての、不幸だった
玲はずっと、ずっとこれだったんだと思った
おれは初めての不幸を噛み締めていた
玲と手を離したら、おれの力が元に戻り、玲の今だけの幸運も消える
どうしよう
玲「…あっ!ヨツバノクローバー?あった!」
舜「ぅえ!?どこどこ!?」
今だけ、玲に幸運を分けられている
少しの間だけでも、玲が幸せなんだな
玲に幸運を教えられてよかった!
目を開けると私の上に小5?くらいの子供が乗っていた
その子供は、先程の「周りを幸運にする力」を持つ実験体の子であった
ID8901「[小文字][小文字]なんで…乗って…[/小文字][/小文字]」
???「あっ!喋れたんだー!おれ研究員の人におまえは喋れないって聞いてたんだけどなー!」
ID8901「[小文字][小文字]IDは[/小文字][/小文字]?」
???「ID?ああ!”名前”か!」
ID8901「[小文字][小文字]な…ナマエ…?[/小文字][/小文字]」
舜「うん!おれの名前は新倉舜って名前にした!おまえは?」
ID8901「[小文字][小文字]いや…まずナマエを知らないんだけど…[/小文字][/小文字]」
舜「ふーん…」
々「じゃおれが決める! ︎︎ ︎︎んーと…おまえは体が弱いだろ?じゃあ苗字は…なんか綺麗だし微弱にするか!」
また知らない単語が出てきた…ビジャク?なんだろう…
舜「名前は〜…」
々「ん〜、お前の体ちょっと冷たいから、冷感の冷を取って…[小文字][小文字]漢字は変えよ…[/小文字][/小文字]玲だ!」
私のミョウジは…ビジャク…名前は…レイ
ID8901「[小文字][小文字]ビジャク…レイ[/小文字][/小文字]」
玲「[小文字]微弱玲…[/小文字]」
舜「おれなりに考えけどいい名前だぞ!」
玲「…ありがとう……」
舜「…[大文字]あぁーーーー![/大文字]今自由時間じゃん!?早く外行こー!玲も行こうぜ!」
玲「[小文字]う…うん…[/小文字]」
舜「あっ!あっちではドッヂボールやってる!お!こっちでは野球やってる!」
舜から聞こえるのは知らない単語ばかり
最近は全然外に出ていなかったし、出たくもなかった
だから何をやっているかなども分からない
舜「あ…そうだ」
舜「[小文字][小文字]玲、外じゃバレないようにIDで呼び合おう、おれのIDは016[/小文字][/小文字]」
玲「[小文字][小文字]わかった…[/小文字][/小文字]」
舜「そだ!ID8901が運動苦手ならさ!四葉のクローバー探さない?すんごいラッキーじゃないと見つかんないんだって!」
玲「[小文字][小文字]いいけど、私は、幸運じゃない、不幸だから…[/小文字][/小文字]」
舜「なら!手繋げばいいんじゃん!?(?)」
玲「[小文字][小文字]う…うん[/小文字][/小文字]」
舜と手を繋いだ途端、世界が変わったような気がした
舜「…」
おれは、初めて不幸を知ったのかもしれない
玲と手を繋いでから、嫌な予感がする
そして、おれの頭にボールが直撃した
舜「…!?」
初めての、不幸だった
玲はずっと、ずっとこれだったんだと思った
おれは初めての不幸を噛み締めていた
玲と手を離したら、おれの力が元に戻り、玲の今だけの幸運も消える
どうしよう
玲「…あっ!ヨツバノクローバー?あった!」
舜「ぅえ!?どこどこ!?」
今だけ、玲に幸運を分けられている
少しの間だけでも、玲が幸せなんだな
玲に幸運を教えられてよかった!