？「やめてｯ!!!連れてかないでよｯ!!」
研究員「大人しくしろｯ!!!」
？「ｯ!!」
私は両親に知らない人と一緒に置いていかれ、逃げようとした
でも、暴力を振るわれ動けなくなってしまった
？「誰かｯ…助けｯ…」
私はそのまま強烈な眠気に襲われ眠ってしまった





[小文字][小文字]研究員「おい…ID8901!!!起きろ…」[/小文字][/小文字]
研究員「おい！起きろ!!!」
パチッ
私は怒声にびっくりし飛び起きた
？「なっ…なん…です…か？」
研究員「はぁ…やっと起きたかID8901、これから貴様をテストするぞ」
？「テ…テスト…？」
研究員「いいからついてこい！」




私が連れてこられたのは手術室のような場所
？「こ…こは…」
研究員「ここに寝ろ」
私は言われるがまま台の上に上がり、横になる
すると、またさっきと同じ眠気が襲ってきた
？（寝ちゃダメ…寝ちゃ…）
抵抗虚しくまた寝てしまった



パチッ
今度は自力で起きた
そこは暗い牢屋のような場所だった
？「ここは…」
研究員「やっと起きたかID8901。貴様のランクはこの通りだ」
紙を渡された
そこには、

[中央寄せ]ID8901判定結果
ランク：D
体力：D
耐久力：E
攻撃：E
魔力：B
力量：C
精神力：E
種族適合数：３

上記の結果により、ID8901の種族は継続、能力付与薬はLv99の最大を投与する
[/中央寄せ]

後半は何を言っているか分からなかった
でも、私が酷い結果なのは分かった
研究員「上から、A、B、C、D、Eだ。貴様は最低ランクだ。」
？「ご…ごめん…な…さい…」
研究員「はぁ…」
ドゴッ!!!
研究員「まだ能力も付与されてない。ランクも低いゴミが喋るんじゃない。[太字]失敗作[/太字]が私達人間に気安く語りかけるんじゃない」
研究員「[小文字][小文字]御方も何故こんなやつに最大Lvの薬を…[/小文字][/小文字]」
？「…」
研究員「[大文字]ボケっとするんじゃない！死にたいのか！死にたくないのならさっさと来い!!![/大文字]」
？「ごめんなさいｯ…」


私は牢屋から出された
そして、古めかしい部屋に連れてこられた
研究員「じゃあ、薬を投与する」
研究員の手には注射器が握られていた
私は直感的に思った
「これはやばいと」
でも他の研究員に抑えられ、首元に刺された
首元を刺されるだけでも痛いのに、赤い液体が体の中に流れて、体が異常なほど熱くなる
？「あﾞっﾞ…あﾞつﾞｯﾞ…熱ﾞいﾞｯﾞ…」
？「[大文字]熱ﾞいﾞぃﾞぃﾞぃﾞぃ!!!!!!!![/大文字]」
尋常じゃない痛みが体を襲った
背中の皮膚が割れ、白い羽根が割れ目から生える
私は強烈な苦痛で気を失ってしまった