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意味不明だけど面白い話(私は神になりたい)

#5

第5章

仮設住宅に住んでいる者は皆失業者のようで、森から薪や食料をとることで何とか生活しているようである。一方慣れない商売で失敗している者もいた。とある若者が皆の前で、今からスプーン曲げをする、成功したら食料を分けてくれ、と言い、うおおおおおと雄叫びを上げながら力ずくでスプーンを曲げ始めたため、その場にいたものは皆いなくなった。また、ある老夫婦が「鼻毛スパゲッティ」を作って売っていたが、誰もその店には近寄らなかった。また、愛玩用ペットの「ゲロネズミ」を売り歩く者もいたが、ペリカンの大群に襲われ、ゲロネズミは全滅してしまった。助けてあげたい気持ちもやまやまだが、こんなところにいたら頭がおかしくなりそうなので、先に進むことにした。

私たちは古い街にたどり着いた。そこには住めそうな空き家があった。ようやく安らぎの地へたどり着いたと思った私たちは家の中へ入っていった。玄関には金魚鉢が置いてあったが、中の金魚は死んでいた。警官は生きているように動き回らせようと金魚にモーターをくっつけたが、金魚がただ壁に押し付けられるだけであった。私は気付いた。この家には窓がない。そこで、警官は壁に大穴をあけ、換気しようとした。ところが、これによって家の総重量が軽くなり、私たちが寝静まっている間に家は盗まれてしまった。私たちは雲一つない青空の下で目を覚ました。警官はどうやら家は盗まれてしまったようだ、と言った。その時、私の幼少期の記憶がよみがえった。

私は幼いころ、教会に行ったことがある。牧師が「石を投げなさい。人が死ぬでしょう。物が壊れるでしょう。そしてあなたは弁償するでしょう。」という聖書の一説を紹介した。教徒は感激し、牧師や教会に向かって石を投げた。牧師は死に、教会は跡形もなくなった。教徒はむせび泣き、弁償を誓った。なんなんだこの教会。

私がふと我に返ると、ブリブリバンがそう遠くないところに現れた。ブリブリバンは回覧板を食べてパワーアップし、ギニョギニョビームを発射した。警官も負けじと回覧板を食べた。吐いた。当たり前だ。人々は混乱し、逃げ惑う。そこに臭いにおいが漂う。誰だよこんなときにおならしたやつ。人々が諦めかけた時、一人の男が立ち上がった。心臓病で死んだ。さらに悪いことに、ペットショップの猛獣コーナーから猛獣が脱走し、人々はライオンやらジャガーやらでかいハマグリやらとブリブリバンに挟み撃ちにされる格好になった。

だが私はまだ諦めていなかった。私は人々を指揮し、組体操の「ピラミッド」をさせた。これにより、巨大な生物に見せかけることに成功し、猛獣は逃げて行った。ブリブリバンも一瞬驚いたが、すぐに攻撃態勢に入る。しかし、「ピラミッド」は第二形態に進化して、ビチョビチョマンになった。ビチョビチョマンはヨガのポーズをし、鼻からヘロヘロビームを発射したが、弾速が遅すぎて、当たる前にピロピロポンの直撃を食らい、体勢を崩す。ビチョビチョマンはバレエのポーズをし、防御を固めるも、相手の必殺技のピロピロポンの直撃を食らい、頭が地面に埋まってしまった。私は希望を捨てず、ビチョビチョマンを応援し続けた。ビチョビチョマンは再び立ち上がり、体育座りになってブリブリバンめがけてすっ飛んでいった。私たちはそれを見て帰る支度をした。ブリブリバンはそれを難なくかわし、ギニョギニョビームを放った。ビチョビチョマンはその直撃を受け、木っ端みじんになった。私たちは今後の作戦を練るため、その場から立ち去った。

作者メッセージ

組体操嫌い

2025/05/08 09:59

超天才EX ID:≫ 311lYhfTVE4pc
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