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意味不明だけど面白い話(私は神になりたい)

#4

第4章

私と警官はとある村に逃げこんだ。村の入り口は村の自治防衛軍(日本が無政府状態のため作られた)に阻まれたが、事情を説明し中に入れてもらった。村長は二人村の新しい一員として歓迎し、流しそうめんパーティーを開いた。食べるのは私たち二人だけのようだ。きっとなんかの儀式のようなものだろう。村長が上からそうめんを流すが、私たち二人はそうめんが大嫌いなので、手を付けず、そうめんはべちゃり、とゴミ箱に落ちた。村長は怪訝な顔をして、もう一回、もう一回、とそうめんを流した。ゴミ箱はいっぱいになった。警官が言った。あなたの人生はこのそうめんのようだ、と。私たちは村長率いるトラクター部隊に追い回され、次の地へと向かうのだった。

私たちは少し大きな都市に到着した。もともといた警察が治安維持をしており、あの村のような物騒な感じはしない。二人は安らぎを求めて美術館に行った。その中に思わず目を引くような絵があった。「神奈川県沖浪裏」と題されたその絵は、立方体の富士山と、ゴミが大量に流れる濁流と、画面四分の一を占める巨大隕石と同じく画面四分の一を占める満月で構成されていた。(私と共に行動している)警官はこの絵を黒く塗りつぶし、「のり弁」という題名に変えた。私は嫌な予感がし、窓を覗くと、美術館は警察に包囲されていた。もうバレてしまったのか。私たちは美術館から脱出することを決めた。

私たちは美術館から脱出するため、一階の裏口に向かったが、すでに警察がうようよおり、レストランに隠れることにした。すると、立派な電子レンジが見つかった。私はゆで卵を六個ほど作り出し、電子レンジに放り込んで、適当にボタンを押した。案の定電子レンジは二秒で爆発し、辺りは火の海になった。警察は慌ててお土産屋からとってきた水をかけるが、誤って焼酎をかけてしまい、火はますます強くなる。警察は放火犯がいる、と警察を呼び、消防車も呼んだが、たまたまその消防署も火事であった。私たちはその混乱に乗じて逃げ出すも、勘のいい警察もいるようで、遠くから私たちを追ってくるのが見える。そこで、私たちは寺の中に逃げ込んだ。

寺の中ではお坊さんが俳句を詠みあっていた。私たちも俳句を詠み、この場にかくまってもらおうと思った。私は「もちくった のどにつまって しんじゃった」、警官は「転んだら 骨を折るなり 法隆寺」、追ってきた警察は「たこ焼きが パソコン激突 大爆発」とそれぞれ歌を詠んだ。三人ともマシンガンを持ったアフロの僧兵に追い回され、新たな地へと向かった。

三人は国立公園まで逃げたが、先ほどまで追ってきていた警察はマシンガンで傷つき、もう動けなくなってしまった。警官は砂場を見つけると、これを漢方薬の代わりにしよう、と言って、砂をその警察に飲ませてやった。警察はじわじわ死んだ。私は彼を砂場に埋め、公園の奥のほうを見ると、たくさんの仮設住宅が立ち並び、にぎやかであった。私たち二人はそこへ向かうことにした。

作者メッセージ

GWなんだから休みくれよ

2025/04/30 17:02

超天才EX ID:≫ 311lYhfTVE4pc
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