意味不明だけど面白い話(私は神になりたい)
ブリブリバンが来ないことを祈りつつ韓国の最低裁判所で警官は裁かれることになった。天井にはハチの巣があった。警官はこれに備えてあらかじめ弁護士と裁判官を百人ずつ雇っておいた。検察は一人である。しかし、待てど暮らせど裁判官は来ない。退屈なのでテレビをつけてみた。「天気予報です。裁判官らは非常に強い勢力で国道沿いを北上しておりましたが、歓楽街付近で急速に勢力が衰え‥‥」仕方なく裁判官抜きで裁判をすることにした。検察官は六法全書の代わりに昆虫図鑑を持っていた。弁護士らもそれは同じで、「計算ドリル」「シャー・ロックホームズ」「腹ぺこミドリムシ」「ハリー・タッポーと石(悪そうな顔をした青年が手に持った石を見つめている表紙)」などを持っていた。検察官が言った。「被告はこの昆虫図鑑の『絶滅すべき害虫』の欄に載っている」弁護士が確認すると確かに警官の写真が載っている。弁護士はその写真に触角を二本付け足し、「これは警官ではない。カミキリムシだ。」と言った。検察官はうなるとさらに足を何本も付け足し、「これはカミキリムシではない。ゲジゲジだ。」「おまえは何がしたいんだ」計算ドリルを解いていた弁護士は話につられて全ての答えを「カミキリムシ」にしてしまった。解答と解説を見て、彼は打ちひしがれた。そのとき、警官が「あ」と言って昆虫図鑑にコーヒーをこぼしてしまった。そしてびしょぬれになった本を削ってかつお節にしてしまった。弁護士は全員検察側に寝返った。「被告はブリブリバンを説得するビデオであろうことか意図的に大失態を犯し、韓国の人々を危険にさらしました。」「違います。私はただソースを愛していただけです。証人がビデオ通話で出席する予定です。彼が間違いなく証明してくれるでしょう。」時間になってビデオ通話が開始された。ブルドッグが映っていた。ひたすら吠えていた。自分を映しているカメラをおもちゃにしだした。ビデオの視点は目まぐるしく動いた。警官は死刑が確定した。