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意味不明だけど面白い話(私は神になりたい)

#17

第17章

警官は中断された思い出作りの続きのため再びデパートに行った。ブリブリバンの脅威は去ったとはいえ、新しい争いが起こり、いつ死ぬかわからないからだ。(それに指名手配もされている。)今回は私も一緒だった。早速映画館に行った。放映されていたのは「イタリアパンVSアフリカパン」、「自衛隊は憲法違反なのか」、「大日本帝国版核兵器~その名は竹槍」、「劇場版:戦え!ニクマンジーZ!」、「シン・イオニアス・イオニアス=イオニアス」だった。私たちは「自衛隊は憲法違反なのか」を見ることにした。映画の最後、裁判官が判決を下す。「銃はモデルガンであり、戦車はラジコンであり、戦闘機は紙飛行機であり、地雷はレゴブロックであり、ミサイルはペットボトルロケットである!これに従うと、自衛隊はただおもちゃで遊んでいるだけであり、軍隊ではない!よって九条には違反しない!」映画が退屈すぎて私たちはとっくに寝ていた。「大日本帝国版核兵器~その名は竹槍」も観てみた。「竹は種をまくと勝手に育ちます。戦争の末期には竹林が兵器の生産拠点として重点的に空襲されましたが、それでも竹林はなかなか減りませんでした。」映画の途中で私たちは退出した。

私たちはおもちゃ売り場に行った。「バビバビ人形」が売られていた。中には腐っているのもあった。3999円で売られていたそれはイオニアス・ブリブリブスに酷似しており、無駄なことに着せ替えも出来るらしい。近くを見ると「あの人形怖い」と言って泣き叫ぶ子供を親が必死にあやしていた。「怖くないよ~着せ替えしたらきっとかわいくなるからね~」と言って商品を勝手に箱から出し、手始めに人形についている銀行強盗のような覆面を外した。見ると鼻が二つ、口が三つの化け物だった。何と命知らずなメーカーだろう。子供はそれを見てひっくり返ってしまった。

適当にデパート内をふらついていると、住宅相談所があった。この混乱で資材や人手がかなり不足している中どう家を融通するつもりだろう、と気になったのでとりあえず話だけでも聞いてみようと思った。セールスマンは「空き缶で作った家」を紹介してきた。駅から徒歩三分。銀色に輝いているという。一応内装も聞いてみた。家には隙間がたくさんあるため換気は常に行われ、ベッドは缶で作っているため固く、トイレは粉々に砕けており、ドアは常時開放式(つまりドアがない)だという。また、前の入居者はこの家が金属製からか熱伝導がすごく、スマホが溶けてしまい、怒って売ってしまったらしい。彼はもとより買ってもらえると信じていないようで、話し終わるとどこかに行ってしまった。

2025/06/17 10:32

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