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意味不明だけど面白い話(私は神になりたい)

#11

第11章

イオニアス・ブリブリブスの食による日本復興の夢は潰えていなかった。以前の試食会で出された「泡立て過ぎて白くなった抹茶」は意外と好評だったので、それを改良し、「イオニアス茶」として完成させることにしたのである。数日後、彼は茶のプロを招いて発表会を開いた。まず、茶葉を茶臼と茶杵を使って細かく砕いた。そうして茶粉を茶皿に盛り、隠し味に茶塩をかけた。さらに茶湯を注いだ。茶湯にはビタミンZが多く含まれており、血流をよくする効能があるからである。最後に茶こしと茶さじで白くなるまで泡立てて完成。これを見た1人の茶の専門家が「茶ハンマー」でイオニアス・ブリブリブスに襲い掛かった。これに対し、イオニアス・ブリブリブスは「茶チェーンソー」で迎え撃ち、彼を烏龍茶にしてしまった。こうして彼の夢は叶ったのである。

一方、サイ革タワーの建築はというとちっとも進んでいなかった。サイが見つからないのである。イオニアス・ブリブリブスは東南アジアとアフリカの映像を見た。見渡す限りバッタしかいなかった。宇宙ビームがサイ革に引き寄せられるというのは間違いだったのである。彼は怒り、研究者をブザーで呼びつけようとした。ところが、ブザーは壊れており、大きなおならのような音がした。それでも伝わったらしく、研究者たちはやってきて、彼の前で跪き、ミンミンゼミのように泣いた。彼はあまりに必死そうなのを見て許すことにした。こうして、すべて
の責任をたけしが負うようになった。たけしは走って逃げた。

たけしは走っていた。マンホールに落ちた。死んだ。その時私は幼少期の記憶を思い出した。私は東進ハイスクールに通っていたことがある。教室に入ると、「一進一退」というスローガンが掲げられていた。早速映像授業を受けてみると、画質と音質が悪い上に3倍速で何を言っているのかが分からない。ようやく慣れてきたところに30秒広告が流れてきた。「世界では毎日東京ドーム250個分のサイが殺されています。」気になったので、広告をクリックした。すると画面がフリーズし、「ぺー」と音がした。コンピューターウィルスに感染したのである。嫌になって私は逃げだした。すると、東進の先生と両親と知らない人が追いかけてきた。そして通り過ぎて行った。何だったんだこの塾。ふと我に返ると、ブリブリバンが近くに現れた。

作者メッセージ

ちなみにこの文章内の東進ハイスクールは現実の東進ハイスクールとの関係は一切ございません。

2025/05/16 20:07

超天才EX ID:≫ 64qd3/DAjr7hs
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