- 閲覧前にご確認ください -

これはフィクションです。
主人公などの忍者やその家族は、実在しません。

文字サイズ変更

伊達様の草の者 〜姫の巻〜

#7

「笛を…私が直す、?」
「ええ、あなたは手先が器用です。棟梁もそう言ってたわ」
「え…」
棟梁は、伊達家に仕える忍者の、最高責任者。
トミは、最高責任者に認められたのだ。
「トミ、やってくれる?」
「は、はい! 完璧に直させていただきます!」
「うん、よろしくね」
鶴は、儚げな目を閉じ、珊瑚色の唇を上げ、にこりと笑った。

「絲さんも、手伝ってくださいますか?」
「く〜、トミさん、人使い上手くなりましたねぇ」
絲は高い所でくくった髪を、華奢な指先でくるくる回す。
舌をぺろっと出している。
愛らしさが感じられる。
[明朝体][大文字][太字][大文字]「絲さんも、お姫さまだったら…」[/大文字][/太字][/大文字][/明朝体]

[太字][大文字]ギクッ[/大文字][/太字]
絲から、何やら鈍い音がした。
「…絲さん、腰でも打ちましたか?」
「い、いえっ! わ、私、頑張りますよぅ!!」
何か慌てているようだったが、絲も手先が器用なので、笛はすぐに直った。

「はい、鶴さま」
「ありがとう」
「この笛はですねぇ、『神楽笛』というそうですよぅ」
「そうよ、母上から頂いた物なの」
神楽笛とは、雅楽などに使われる横笛である。
「それで、この笛は特別で、妖気を発するのだそう!」
(妖気!?)
「現を夢と思わせたり、真実を吐かせたり」
「この世にあってはならぬ物なのですぅ」

作者メッセージ

笛には、たくさんの種類があります。
良ければ調べてみると楽しいでしょう!

2025/04/29 10:11

晴友真弥花 ID:≫ 1rO9Bbo/Mf5vI
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 10

コメント
[2]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL