魔王転生 天性の自己愛に囚われし者ナルシスト(^^)
天使は続けた。「異世界に転生するって言ってもさ、やっぱ特別な能力って欲しいじゃんか。だから、なんか要望とかってない?」特別な能力か...なら!あくびを噛み殺そうとした天使に俺は話した。「魔王になりたい」天使「へ」俺「だからね?天使になりたいって言ってんの。わかる?日本語。いや、ここ日本じゃないよなぁ...」天使は少し聞きづらそうに聞いてきた。「本当に魔王でいいの?もしかしてそう言うの好きだったりするのかな?まぁ、いいよ、わかった。じゃあ手を出して」そう言うと、天使は俺の手を小さな両手で握り、呪文かなんかを唱えた。唱え終えて5秒くらい経つと、目の前が眩しくなった。