狐物語
「き、きっきききき狐ェェェェェ!?」と、狐野葉は言った。「やっぱり気づいてなかったのか…」恭一郎が言う。狐野葉は葉菜子に「え、あの、それをこの場で言うってことは…」と言った。すると、葉菜子はこう返した。「狐野葉は恭一郎くんの婚約者なのよ」「[太字][大文字]うっそぉぉぉぉぉ!?!?!?[/大文字][/太字]」狐野葉は叫んだ。[水平線]「気をつけてくださいね」「はい…すいません…ほら、狐野葉も謝りなさい」「ごめんなさい…」近所迷惑になっていたようで、狐野葉たちは隣狐から軽ーく注意を受けていた。「え、マジで?大マジ?」狐野葉はずっとそう思っていた。「私が?恭一郎と?今日会ったばっかの狐と?婚約?」狐野葉は本当に信じられなかった。