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【リクエストあり(シチュエーションのみの)】短編集

#1

恋人。

ピピピ、ピピピ、ピピピ…
ピピピ、ピピピ、ピピピ…
ピピピ、ピピッ…

「うるさいなぁ…。」

そう言いながらアラームを止め、横にいる彼女を起こす。

「起きて〜…今日も仕事だろ〜…」

そう言うと彼女は、

「わかってる……。」

そういいながらも目を開けずに寝ている。

そんな姿も愛おしく、これ以上言うことができなかった。

「自分で起きろよ…?」

そういうと、

「うん……。」

そう返事をした為、俺は妙な笑みを浮かべて寝室を出た。

**

あれから30分後。

俺たちが家を出る1時間前だ。

彼女は準備に時間がかかり、朝食も合わせると50分は絶対にかかる。

「そろそろ起きないといけない時間なのに…。」

俺はそう呟きながら起こすかどうか迷っていると、寝室のドアが勢いよく開いた。

「なんで起こしてくれなかったの…!」

そう言われて俺は言い返した。

「起きなかったからだろ〜w?自分で起きろっていったら、「うん」って返事したのはお前だろw」

そう言うと、「顔洗ってくる。」と言って大きな足音を立てながら洗面所に行った。

そんな姿を見ながら、俺は椅子に座った。

**

「起こしてくれてもいいのに…。」

そう言いながらリビングにやってきた彼女。

「だって起こすの可哀想だったんだもん。」

俺がそういうと、「可哀想?」そう聞いてきた為、本当のことを言った。

「お前さ、普段から睡眠不足祟ってるだろ。生徒のこと考えて、学校のことも考えて、それに俺のことも考えてくれるだろ?だから、この30分だけでも長く寝れたらな、休めたらなって思って起こさなかったんだよ。」

そういうと、いきなり抱きついてきた。

「そういうことなら、休む時間より……佑に甘えれる時間が欲しい。」

俺はそんなことを言う彼女を抱きしめた。

「はいはいwじゃあこれからはたくさん甘えてくださいよ〜。”愛”。」

the end.

2025/04/24 22:08

ayumi. ID:≫ 72.8xvjYRJ7as
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