目が覚めたらワールドトラベラーになっていた!?
[大文字][明朝体][太字]第五章かな? 怪異だらけの世界[/太字][/明朝体][/大文字]
「とりま外に出たけどこっからどーしようかな!」
●●○○はとりあえず学校の外に出た。めっちゃ怪しまれ・・・たりはせず、たまたま下校時間と重なったので、なんとか紛れて出ることができたのだ。
さて、それはさておき、行く宛がない。
「とりあえず本屋にでも寄るか〜。この街の地図とかほしいし」
そうして目についた本屋に入っていき、街の地図を探す。
[中央寄せ]{位医科町}[/中央寄せ]
ん???変わった地名だな・・・。ふむふむ、ここがこうなって・・・?
.........................なんだこれ、誰かーコンパス持ってきて〜。
うん、知ってた。ただでさえ方向音痴なのにね、地図が理解できるわけ無いわな。というわけで地図は買わずに街に出る。足で稼ごう、そのほうがずっといい。
..............................................やっぱあそこで地図買っとけばよかったか・・・?
[大文字][太字][明朝体]迷った。完っ全に迷った。[/明朝体][/太字][/大文字]さっきからおんなじ道の繰り返し。路地なんかに入るんじゃなかった・・・。
「あら、どうしてあなたがここにいるの?」
うっわやべぇ、薄利なんでここにいんの!?あ、どうしよう、このあたりに住んでんなら助けてもらえるかも??
「実は道に迷っちゃってさぁ・・・教えてくれたりしない?」
「残念ね、私も迷ってるのよ。この路地入り組んでるから、近道のはずなのだけどね・・・」
あ、なるほど、学校からの近道として使ってるのか、・・・こんな入り組んだ路地を???
「まぁいいわ、一緒に歩きましょ?出られたら一石二鳥だし」
「そうだな、一個一個潰しながら歩けばいつかは出られるだろ」
[中央寄せ][明朝体]コツコツコツ[/明朝体][/中央寄せ]
・・・妙に静かだな.........。
[中央寄せ][明朝体]コツコツコツコツコツ[/明朝体][/中央寄せ]
「・・・なんか、歩けば歩くほど道が出てきてる気がするわ・・・」
[中央寄せ][明朝体]コツコツコツコツコツコツ[/明朝体][/中央寄せ]
「なぁ、なんかさっきから足音多くなってないか?」
二人は足を止める。すると、
[明朝体][中央寄せ]コツッ[/中央寄せ][/明朝体]
「っほら今の!!」
「な、何かがつけてきてるってこと?」
「いっせ~のーでで振り向くぜ!」
二人は息を合わせる。ごくっと喉がなる。
「「いっせ~のーで!!!」」
[明朝体]「......................................................................」[/明朝体]
「なんだ、何にもいないじゃない」
「でもいま明らかに足音多かったろ??」
二人は混乱する。[太字][大文字][漢字]誰も逝ない路地[/漢字][ふりがな]・・・・・・・[/ふりがな][/大文字][/太字]で、神妙な空気が流れ始める。
「............一旦戻りましょ、なんだか肌寒くなってきたわ」
「あ、あぁそうだな・・・」
[明朝体][中央寄せ][大文字]フヒュゥゥゥルルル・・・・・・・・[/大文字][/中央寄せ][/明朝体]
背後で奇妙な風が吹き荒れる・・・。
二人が引き返したのは正解であった。何故なら。もうこの路地には誰も逝ないのだから・・・。
「[大文字][太字][明朝体]ーーーフヒュゥゥゥルルル・・・・・・・・[/明朝体][/太字][/大文字]」
「とりま外に出たけどこっからどーしようかな!」
●●○○はとりあえず学校の外に出た。めっちゃ怪しまれ・・・たりはせず、たまたま下校時間と重なったので、なんとか紛れて出ることができたのだ。
さて、それはさておき、行く宛がない。
「とりあえず本屋にでも寄るか〜。この街の地図とかほしいし」
そうして目についた本屋に入っていき、街の地図を探す。
[中央寄せ]{位医科町}[/中央寄せ]
ん???変わった地名だな・・・。ふむふむ、ここがこうなって・・・?
.........................なんだこれ、誰かーコンパス持ってきて〜。
うん、知ってた。ただでさえ方向音痴なのにね、地図が理解できるわけ無いわな。というわけで地図は買わずに街に出る。足で稼ごう、そのほうがずっといい。
..............................................やっぱあそこで地図買っとけばよかったか・・・?
[大文字][太字][明朝体]迷った。完っ全に迷った。[/明朝体][/太字][/大文字]さっきからおんなじ道の繰り返し。路地なんかに入るんじゃなかった・・・。
「あら、どうしてあなたがここにいるの?」
うっわやべぇ、薄利なんでここにいんの!?あ、どうしよう、このあたりに住んでんなら助けてもらえるかも??
「実は道に迷っちゃってさぁ・・・教えてくれたりしない?」
「残念ね、私も迷ってるのよ。この路地入り組んでるから、近道のはずなのだけどね・・・」
あ、なるほど、学校からの近道として使ってるのか、・・・こんな入り組んだ路地を???
「まぁいいわ、一緒に歩きましょ?出られたら一石二鳥だし」
「そうだな、一個一個潰しながら歩けばいつかは出られるだろ」
[中央寄せ][明朝体]コツコツコツ[/明朝体][/中央寄せ]
・・・妙に静かだな.........。
[中央寄せ][明朝体]コツコツコツコツコツ[/明朝体][/中央寄せ]
「・・・なんか、歩けば歩くほど道が出てきてる気がするわ・・・」
[中央寄せ][明朝体]コツコツコツコツコツコツ[/明朝体][/中央寄せ]
「なぁ、なんかさっきから足音多くなってないか?」
二人は足を止める。すると、
[明朝体][中央寄せ]コツッ[/中央寄せ][/明朝体]
「っほら今の!!」
「な、何かがつけてきてるってこと?」
「いっせ~のーでで振り向くぜ!」
二人は息を合わせる。ごくっと喉がなる。
「「いっせ~のーで!!!」」
[明朝体]「......................................................................」[/明朝体]
「なんだ、何にもいないじゃない」
「でもいま明らかに足音多かったろ??」
二人は混乱する。[太字][大文字][漢字]誰も逝ない路地[/漢字][ふりがな]・・・・・・・[/ふりがな][/大文字][/太字]で、神妙な空気が流れ始める。
「............一旦戻りましょ、なんだか肌寒くなってきたわ」
「あ、あぁそうだな・・・」
[明朝体][中央寄せ][大文字]フヒュゥゥゥルルル・・・・・・・・[/大文字][/中央寄せ][/明朝体]
背後で奇妙な風が吹き荒れる・・・。
二人が引き返したのは正解であった。何故なら。もうこの路地には誰も逝ないのだから・・・。
「[大文字][太字][明朝体]ーーーフヒュゥゥゥルルル・・・・・・・・[/明朝体][/太字][/大文字]」