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※ 以下の内容に注意して読んでいこ〜ね☆
▷ 情報のオーバードーズ  ▷ 当たり前のように起きるキャラ崩壊
▷ 初手で人が死ぬ  ▷ 平然と破壊される第四の壁

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【※コメディ小説です】冥界とは名ばかり、混沌の世界。

#1

#1『そのトラックの運転手は許さないって事でいいよね?』





「[太字]..........っ、あれ.........ぇ!?[/太字]」



ここは.........どこなんだ?

全く知らない景色だ。かと言ってそれが現実にあるものとも思えない。



[太字][小文字]『あれ!? もしかしてあれ〝迷い子〟じゃない!?』

『え、嘘!? しばらくは来てなかったのに.........』[/小文字][/太字]



誰かの声が聞こえる..........

あぁ、眠たくなってきた...........



[太字]______僕は、なんでこんな所に来ちゃったんだっけ...........[/太字]




[水平線]




そう、そうだ...........僕はいつもみたいにゲーセンに行くはずだった...........



「今日は何しよっかなぁ........脚13踏めるようになりたいからDDRかなぁ.........」



とりあえず適当に握ったなけなしのお金1000円札。


[太字]...........あぁ、全部、思い出した。[/太字]


1000円札ごときで思い出したってのも、変な話だけど。






[太字]______僕はトラックに轢かれて死んじゃったんだ。[/太字]



確かに歩道を歩いていたはずだった。



でも、居眠り運転していたトラックだったら?


悲しきかな。きっと不幸で、不可避なものだ。


[太字]僕はそうだった。[/太字]



なんでそんな大事な事、忘れていたんだろう...........



............あれ?


[太字]じゃあ、なんでさっき目が覚めたんだ?[/太字]




[水平線]





「うわぁぁぁぁぁ!?」

「あぁぁぁ.........ぁ?」



[太字]目が覚めた。死んだはずなのに、また。[/太字]

もしかして、死んでなかったのか........?



『[太字]あ、起きた!! マシュ、迷い子が起きた!![/太字]』

『[太字]え、嘘ぉ!? ちょっと待ってすぐに行く!![/太字]』



「..........えっと???」


声するって事は人がいる? 人いるって事は僕は生きてる?



『[太字]あ、ごめん..........ここの事は知らない感じ?[/太字]』


「あ、はい.........全く知らないですね」


『なるほどね........』



この人全身傷だらけだな.........痛そう..........


でも、この人は見る限り温厚そうだし、安心できるかも。



「...........あ、あの........ここは、どこなんですか? あなたは誰?」


『あぁ、ごめんごめん!? えーっと、僕の名前でしょ?』



ペイン「僕は[太字]ペイン[/太字]って言うよ........これからよろしくね」


「..........ペインさん..........」


ペイン「ペインでいいよ。あ、ちなみに君の名前は........?」



「あ、僕は...........」


「...........僕、は.........」



「[太字]...........あれ、僕............[/太字]」




[太字]..............名前、なんだっけ..........?[/太字]


確かに僕、名前があったはずだ。


でも、思い出せない..........どうして?



ペイン「...........あの、大丈夫?」


「え、あぁ、僕の名前ですよね!?」


ペルカ「...........ぺ、[太字]ペルカ[/太字]。僕の名前、[太字]ペルカ[/太字]って言います........」



咄嗟に出た名前を名乗った。


[太字]..........ペルカ。どうしてこの名前が出たかは全然分からない。[/太字]



ペイン「ペルカ..........へぇ、いい名前してるね!」



『お〜何なに、もう仲良くなってる感じ?』



あ、もう一人来た.........って、



ペルカ「[太字]うわーーーーー!?!?!? 刃物持ってこっち来ないで!?!?!?((([/太字]」



[太字]包丁片手にして笑顔でこっち来ないでよ怖いって!!!!((([/太字]



ペイン「[太字]マシュ[/太字]........怖がっちゃってるでしょ、やめたげて」


マシュ「あ〜はは、ごめんねぇ怖がらせちゃって? さっきも呼ばれてたけど僕は[太字]マシュ[/太字]。よろしくね」


ペルカ「あ、ペルカ、です.........()」



マシュ「ペイン、この子もしかして他所から来てない感じ?」


ペイン「あ、うんそうみたいで.........」


マシュ「そっかぁ........じゃあまずここが何なのかの説明しなきゃなのかぁ.........」



ペルカ「マジで教えてください.........ここはどこなんですか..........(切実)」



マシュ「[太字]..........聞いて驚かないでよね?[/太字]」


ペルカ「..........? はい..........」





マシュ「[太字]______ここは彷徨う魂の街...........『冥界』って言うんだよ[/太字]」


ペルカ「.............え?」



[太字]冥界?冥界って、あの?

死んだら行ける黄泉の国〜みたいな、あの???[/太字]



ペルカ「え、じゃあ僕...........やっぱ死んでるって事ですよね?」


マシュ「そうねぇ。てか『やっぱ』って事は死んでる自覚はあったわけね」


ペルカ「はい.........居眠り運転のトラックに轢かれて即死ですよ」


ペイン「ひえっ.........痛そう.........いや、即死だから痛みはないのか..........(((」


マシュ「んじゃ確認だけどそのトラックの運転手は許さないって事でいいよね?(((」


ペルカ「はい。((((」




...........冥界..........あるとは思ってもいなかった。


死者の世界.........マシュさん曰く、彷徨える魂の街って言ってたな。



[太字]............死者の世界?[/太字]




ペルカ「あの、一つ聞いてもいいですか?」


ペイン「ん?どうしたの?」




ペルカ「[太字]ここが死者の世界って事は、ペインさんとマシュさんも死んでるって事なんですか..........?[/太字]」

作者メッセージ

しれっと新小説です。結局書かなかった小説の枠を変えて新しく作りました。
コメディ小説のつもりです。(シリアス製造機まぐろさんの個人の感想です)
モチベがない時にぼちぼち更新していこうと思っています。

名前:ペルカ  性別:♂  死因:轢殺
不幸にも居眠り運転していたトラックに轢かれて死んでしまった少年。
自分に関する記憶をほとんど喪失してしまっていて、
ふと出た『ペルカ』と言う名前すらも、本当の名前なのか分からない。
音ゲーが大好きでゲーセン通いが日常だった。

2025/12/10 19:50

炙られまぐろ ID:≫ .6olrfgm.VZXU
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