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またもや 怪異パロ 。
稲荷崎 main です 。

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二次創作
《 HQ 》 # 狐 の 窓 ? ¿

#3

第二話

ー ー ー







心々 ちゃん は 、 不思議 な 子 だ 。



何 と 言うか 、 読めない 。



何 を 考えて いる のか 全く もって 分からない 時 も あれば 、

ああ 今 は こう 思って るん だろうな って いう のが

不偏的 に 、 手 に 取るよう に 分かる とき も ある 。





心々 「  勉強は嫌いだからやらない  」





ある 日 、 心々 ちゃん は はっきり と そう 言った 。



決意 を 秘めた 瞳 を 真っ直ぐ 前 に 向け 、

自分 の 発言 を 絶対 に 撤回 しない と でも 言いたい か の ように 。





柚  「  … いや 勉強 は せな かん やろ 。

      単位 取れ へん で ?  進級 どない すん ねん  」





もう 何 も 付いて いない アイス の 棒 を 咥え ながら 、

私 は 思った まま の 正論 を ぶつけた 。





心々  「  そう だけど !!  そう だけど さ !?  」





空 に なった パピコ の 容器 を ゴミ箱 に 投げ 捨て 、

心々 ちゃん は 眉間 に 皺 を 寄せ ながら 叫ぶ 。





心々 「  数学 面倒 くさい じゃん …  」





さっき まで の 勢い は 何処 へ やら 、

心々 ちゃん は ぐったり と ベンチ に 腰 を 下ろす 。



言い返せなかったのか 、 日差しに押し返されたのか 。



別 に どちら でも 良い の だが 。



取り敢えず 、 心々 ちゃん は 不思議 な 子 なの だ 。



普通 だな 、 と 思った 矢先 に 背筋 が 凍る よう な 雰囲気 を 醸し 出す 。

それが 、 あの 子 そのもの なの だ と 思う 。





心々 『  __ でも 、 迂闊 に 使った ら 駄目 だから ね ?  』





自ら 話 を 切り出した のに ああ 言った のは 、

私 を [漢字]試している[/漢字][ふりがな]・・・・・[/ふりがな] のだ と すら 思えて くる 。


まあ あのとき 心々 ちゃん が 帰った 後 に 神社 を 視た ので 、

既に ” 迂闊 に ” 使って しまって いる の だから 何 でも 良い か 。



取り留め の ない こと を 次々 と 思い 浮かべ つつ 、 私 は 階段 を 上る 。





ー ー ー





?  「  ねぇぇぇぇぇ !!  今日こそ行こうってばぁぁ !!  」





がくがく と 肩 を 揺らされ 、 危うく 胃 の 中身 が 飛び 出そう で ある 。

いや ほんと に やめれ 、 戻して まう やろ 。





柚  「  あんなぁ …  いつも 言うとる やろ 。

      行った ところ で まる で 相手 にも されんし 、

      向こう から して も 騒がれ て 迷惑 な だけ やで  」





諭す よう に 言って やる と 、 涙目 の 女子 __

『 陽奈乃 』 は 思いっ切り 顔 を 顰め た 。





陽奈乃「  認知 され へん くっ ても ええ んや って !!

      推し …  いや もう 好きな 人 なん や から !!  」

柚  「  好き なん や ったら 認知 され たい やろ 普通 ...  」





そうツッコめば 、 陽奈乃は人差し指を左右に振る 。





陽奈乃「  分かっと らん なぁ …

      好きな 人 っちゅうん は 見とる だけ で 幸せ なんや で !?  」

柚  「  ほぉか 。  好きな 人 出来た こと あら へん し 分からん わ  」





あんた ほんま に 女子高生 か !?

そう 叫んだ 陽奈乃 に 、 数人 の 視線 が 集まった 。



あ 、 やべ 。

やらかした 、 という 表情 を 浮かべ つつ 口 を 押さえて 目 を 逸らす 陽奈乃 。



そんな こと を している 間 に 視線 は 流れ 、 騒がしさ は 直ぐ に 元 に 戻った 。



さて 、 陽奈乃 は 一体 私 に 何 を 懇願 して いる のか 。

他 でも ない 、 男子 バレー 部 見学 へ の 同行 である 。


今朝 改めて 男バレ の 奴ら は 好かない と 認識 した ばかり だ と いう のに …



こんな 風 に 泣き つかれる のは 初めて では ない 。

いや 寧ろ 毎日 これ で ある 。


なん でも 、 レギュラー では ない 三年生 の 主将 さん に

あろう ことか 一目惚れ して しまった らしい 。


陽奈乃 の 話 に よれば 、 何事 も 手 を 抜かず 丁寧 に 物事 を 熟す 人 なのだ そう 。

はっきり 言って 、 陽奈乃 とは 真逆 で ある 。





陽奈乃「  ねぇお願い !!

      来て くれ へん の やった ら あたし 一生 柚 に 付き 纏う で !?!?  」

柚  「  えっ それ は めんどくさい  」

陽奈乃「  なら 付いて 来ぃ !!  」





付き纏う って …

親 の 脛 を 齧る んじゃ なく て 友達 の 脛 を 齧る んかい 。



流石 に 何度 も 拒否 する のは 可哀想 だ と 思えて きた ので 、

私 は 仕方 なく 陽奈乃 に 着いて 行く こと に した 。















作者メッセージ

自分でも何書いてんのか分かんね 。

陽奈乃はリア友の代理です 。
角名くんの双子っていう設定だけど今回は省きますワ 。

また明日( 多分 )更新するね 。

2025/05/16 23:05

ゆずぽんず ID:≫ 9gylS4L7.DM2U
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