「・・・・・・、はぁ・・・・・・・・・」
あれから、なんとか家に帰った青田たち。疲れた、もうかかわらないでくれと言わんばかりにベットに顔を埋める。
「はぁ・・・・・・・・・」
布団の中でくぐもった音が聞こえる。
「〜〜、〜〜、〜〜〜〜〜〜、♪」
○○はそんな様子を気にもせず、楽しそうに料理をしている。どうやら向こうの世界にも料理があるらしい。
　・・・しかし、作っているのはあくまで魔王。いやな予感がし・・・
「スンスン、ん〜？いい香り・・・」
・・・・・・・なかった。
「ん？ようやくおきたか？飯だぞ、このフライパンというのは便利だな、持ち帰りたい」
あぁ、そうですか。青田はげんなりした様子で向かう。そりゃそうだろう、中学生が小さい子どもの世話をしているのと同じなのだから。
「「いただきます」」
（いただきますってあるんだ、てっきり無いかと思ってた。っていうか!!）
やはり嫌な予感が・・・
「うっま！なにこれ、こんな美味しいの食べたことない！ング、ムグムグ、ぉおかわり！！！」
その様子に○○は困惑する。
「はぁ??ただの家庭料理だぞ??まぁいい、おかわりだな」
このときばかりは立場が逆転するのだった・・・。
はい、ベンベン☆（勝手に終わんなし!）