ほのぼの未来戦争
#1
始まりの戦争
〚時は進んで一万年後の世界、色々あってアンドロイドや人外等が人間と共存している。絶滅危惧種族の女の子の話。〛ーーーーーーーーーーーーーーーーある晴れた春の日。俺は任務をこなす為にある場所に同僚達と向かう。そう其処は…普通の一軒家だ。同僚の陽キャアンドロイドのアルメゾは楽しそうに「俺等で引っ越し!?楽しそうじゃん!」とか言いながらもう二人の仕事仲間に目配せする。一人は同僚の人見知りメデゥーサの女の子のラズだ。二人目はアホの子アンドロイドのラブだ。「アルメーゾ!」なんて言いながらひっつきまわるのが目の端に映る。ラズがこっちに向かって「ルキさんっ!こっち来てください!」と急かす。仕方なく俺はあちらに向かう。まぁ引っ越しじゃないから俺は気が狂うんだ。そう任務の内容は絶滅危惧種族の女の子のお世話だ。確か珍しいタコの人外らしい。俺達は家の中に入って家具の用意に驚いた。アルメゾとラブは一目散にベットにダイブした。バカすぎる。ラズは観葉植物に見惚れていた。「おい…お前等…任務だぞ…これ…。」そう言うがアルメゾは「ルキ君きびしー!!もっとあそぼーぜ?」なんてLEDの瞳を照らしながら言う。俺はアルメゾの頭を軽く殴って任務書を確認する。タコの人外…?なんて疑問が浮かぶ。どんなヤツなんだろう。俺が任務書をじっと見ていることに気付いたラズが不安げに近づいてくる。「なんか不都合でも…?。」と声をかけてくる。「あぁ…タコの人外という点に興味があってね…。」そんな話をしているとピンポーンとチャイムが鳴る。皆で外に出た。其処には女の子が一人不安げに立っていた。「キミがタコの人外?」とラブが聞くと、「そうです。」と小さな声でその子は答える。アルメゾが「んじゃとりあえず家入ろーぜ?」と言ってくれたので話は家で聞くことになった。皆が緊張していることが伝わるように空気がピリつく。陽キャのアルメゾも小さい子相手に緊張している。ラズが不安げに髪の毛を揺らした。ラブが突然座った。皆緊張して座ることさえしていなかった。ラブは「皆座ろーよ!!此処は家なんだからっ!」と空気を解すように言う。しかし女の子は喋らない。よほど不安なのか、肩が震えている。ラブはまたもや言葉を紡ぐ。「ねーねー名前なんていうの?」女の子は驚いて後ろに後ずさる。それにラブもついていく。俺とアルメゾとラズでラブを止める。彼女の機械の肌は暖かさを纏っていた。
なんでと言いたげなラブを皆で無語で追い出した。
とりあえず女の子に自己紹介をした。ラズと気が合うらしく仲良くなっていた。名前はナビというらしい。絶滅危惧種族らしく大切にしなくては。
1時間後…アルメゾがラブを連れ戻そうとしている。
ラブは拗ねたらしい。追い出したのはナビちゃんを安心させるためだ。仕方がない。「ラブ…でてこい。」アルメゾの言葉を無視して扉の向こうで蹲るのが影で見えた。
俺はヒットマン…人見知りの女の子のナビにわがままなラブと陽キャなアルメゾ、これまた陰キャのラズに。
まるで戦争みたいなほのぼのとした日常を送る為に。
俺は銃を構える。
なんでと言いたげなラブを皆で無語で追い出した。
とりあえず女の子に自己紹介をした。ラズと気が合うらしく仲良くなっていた。名前はナビというらしい。絶滅危惧種族らしく大切にしなくては。
1時間後…アルメゾがラブを連れ戻そうとしている。
ラブは拗ねたらしい。追い出したのはナビちゃんを安心させるためだ。仕方がない。「ラブ…でてこい。」アルメゾの言葉を無視して扉の向こうで蹲るのが影で見えた。
俺はヒットマン…人見知りの女の子のナビにわがままなラブと陽キャなアルメゾ、これまた陰キャのラズに。
まるで戦争みたいなほのぼのとした日常を送る為に。
俺は銃を構える。
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