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百鬼夜行

#6


審判の掛け声が終わるのと同時にに烏龍はクローに指示を出した。

「クロー、巨大化だ!」

クローの体がみるみるうちに大きくなる。

「上から、急降下だ!」

さらに烏龍は指示を出す。その指示に従って、クローは上にあがり、雲と同じくらいの高さになってから、急降下を始めた。クローが別名「黒い弾丸」と呼ばれるのも納得だ。

「リュール避けろ!」

義瑠太が指示を出す。クローは勢い余って、地面に激突した。

「神通力!」

義瑠太の指示でリュールは神通力を使い、雨雲を呼び寄せ、嵐を起こした。神通力はかなり体力を使うもので、バトルに一度しか使えない。観客はびしょびしょになりながらバトルを見ている。

「観客にもっと優しくしてほしいよな」

観覧席で見ていた凰神は隣にいる莉央奈に言った。

「本当にな。せめて、観客席のところだけ屋根を付けてほしい」

「確かに」

だが、義瑠太たちはそんな思いに気が付かずにバトルに夢中だ。クローは飛ぼうとするが、強風にあおられて、上手く飛べないらしい。義瑠太はそこに追い打ちをかけた。

「落雷!」

リュールは一声鳴くと、クローのところに雷を落とした。クローの体が小さくなっていく。これは勝てる!と義瑠太は思い、さらに追い打ちをかけることにした。だが、それをすることは出来なかった。

「クロー!こっちも、神通力だ!」

クローは八咫烏だと前に言ったと思うが、八咫烏は実は太陽の化身だ。だから、クローは神通力で雨雲を消し去り太陽を現した。

「くそっ!」

思わず義瑠太は毒づいた。

「リュール、空中戦だ!」

「そっちがその気なら!クロー、飛べ!」

そこから、激しい空中戦が始まった。そして、お互いの全力の攻撃がぶつかり合った時だった。急に地震が起きたのは。

2025/04/30 17:47

景人 ID:≫ 04LvgTD4ssfS.
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