文字サイズ変更

百鬼夜行

#2


ある、晴れた蒸し暑い夏の日のことだ。[漢字]義瑠太[/漢字][ふりがな]ぎるた[/ふりがな]たちは自然豊かな川へキャンプに来ていた。

「ほら、いくぞ!水鉄砲だ!」

その川はとても澄んでいて、綺麗だった。だから、義瑠太は両手に水鉄砲を持ち、相棒の龍神、リュールと遊んでいた。リュールは龍神と言っても、みんながイメージするような龍ではなく、龍に翼があって、ふわふわしてて、足がとらの足のような形をしている。

「俺も、加わせてもらうぜ」

「あ、[漢字]烏龍[/漢字][ふりがな]うりゅう[/ふりがな]さん!もちろん、良いですよ。ほら!」

義瑠太は水鉄砲を投げながら言った。烏龍は、バトルで世界ランキング1位だ。なぜそんなにすごい人と遊んでいるかというと、義瑠太が同じくバトルで世界ランキング2位だからだ。良きライバルであり、良き友人でもある。

「クロー、水合戦やるぞ」

クローとは、烏龍の相棒の八咫烏だ。普段はおとなしいが、バトルになると弾丸みたいに速く飛ぶ。

「あいつら、少しはこっちのことを気にかけてくれても、いいのになあ」

そうぼやいたのは、川の横で黙々とバーベキューの肉を焼いていた、[漢字]莉央奈[/漢字][ふりがな]りおな[/ふりがな]だった。彼女の肩には、相棒の木霊、レードが座っている。彼女の家は、義瑠太の家のすぐ隣にある。だから、義瑠太とは幼なじみなのだ。

「まあな。今は興味ないみたいだけど、食べるときは大食いだもんなあ」

びしょびしょになって遊んでいる烏龍と義瑠太を見ながら、そう答えたのは、[漢字]凰神[/漢字][ふりがな]おうが[/ふりがな]。烏龍の弟だ。だが、見た目は全くにていないので、知らない人も多い。凰神の相棒のフェンリル、エットは口から火炎放射を放って、バーベキューの手伝いをしている。ちなみに、烏龍は大学2生、凰神は高校3生、莉央奈と義瑠太は小学4生だ。

「できたよー!」

と、声を掛けるまで2人と2匹はずっと遊んでいた。

作者メッセージ

加筆、修正しました

2025/04/26 18:07

景人 ID:≫ 04LvgTD4ssfS.
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 4

コメント
[0]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL