文字サイズ変更

百鬼夜行

#17


災いは忘れたことにやって来る。この時もそうだった。

「義瑠太、莉央奈!大変だ!」

そう、義瑠太の家に烏龍が駆け込んできたのは、凰神の受験も無事終わった、2月の終わりだった。あれ以来、特に何も起こらなかったので、みんなの記憶から消えかけていた。

「どうしたんですか?そんなに焦って」

義瑠太はテレビゲームをしながら答える。莉央奈に至っては、夢中になって気が付かないようだ。

「いいから、大変なんだ!」

「だから、どうしたんですか?」

烏龍はよほど急いだと見えて、言葉も途切れ途切れに言った。

「ドラゴンの、封印が、解かれた、らしい」

「なんだって!」

「まじ⁉」

2人はテレビゲームなんてそっちのけで、烏龍の話を聞いた。烏龍は息を整えながら話す。

「連絡があったのだが、飛んでいるドラゴンを見た人がいるらしい。そいつは森を焼いていたらしいんだ」

「まずいことになったな」

莉央奈がつぶやく。

「また、封印し直さなくちゃ。弱体化しているだろうし」

義瑠太は軽い気持ちで言った。だが、烏龍は暗い顔で首を横に振る。

「いや、弱体化したドラゴンの封印を解いたということは、なにか策を持っているということだと思う。」

烏龍がそう言ったとき、外で爆発が起きた。

「なんだ⁉」

外を見ると、凰神と知らない人がバトルをしていた。

作者メッセージ

加筆しました

2025/05/06 17:59

景人 ID:≫ 04LvgTD4ssfS.
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 19

コメント
[4]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL