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百鬼夜行

#14


烏龍は言葉を続ける。

「そこでだ、考えられることが2つ。1つは、単純にドラゴンの体力を削れていたこと。こっちのほうが、ありがたい」

凰神は先を読めてしまって俯いた。烏龍はその様子を見て、悔しそうに言った。

「そして、もう一つがわざと自分で弱体化したこと。凰神、どんな夢見たんだよ。すごく、うなされていたぞ」

暫しの、沈黙だった。外では義瑠太と莉央奈が耳を澄ませていて、中では息もできないくらいの空気の重さだ。凰神はとても小さな声で絞り出すように言った。

「夢にドラゴンが出てきて、俺を乗っ取るとか言ってた。俺が受けた攻撃の中にアイツの分身が入っていたらしいんだ。なあ、俺、どうなっちゃうのかなあ」

今度こそ誰も喋らなかった。身動きも取れなかった。聞こえるのは、凰神の嗚咽だけだ。

作者メッセージ

短めだけどすいません。
あの…コメントくれません?
なんでも良いので

2025/05/05 15:35

景人 ID:≫ 04LvgTD4ssfS.
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