カチャ



「さぁ、お掛けになってください。」



「ん....、それでなんだっけ？人間偽造AIを倒すんだっけ？殺すんだっけ？保管するんだっけ？」




「こちらの意見としては殺して欲しいとは思います。彼奴らは瞬間移動が可能ですので保管するのみだとまた学校に現れる可能性が....」



「え''ぇ... 。えじゃあ、間違えて生徒を殺した場合って.....？」



「すぐ死刑とさせていただきます」



「新種の心理ゲームかよ....」



間違えたら一発アウトの命を賭けたゲーム......。




「燃えるね。良い。」



でも、どうやってAI偽造人間(？)を探し出すって言うんだよ....。



私は超能力者じゃないぞ？




「あの.....、どうやって探し出すんです？その、人間AI偽造なんちゃらを....」



「それはですね、人間偽造というものですから、人間との違いが多少あるわけです。そこを見抜いていただければ」



むずかしー,....絶対一年じゃ終わんない。



まぁ引き受けたからにはしっかりこなさないと。



「それでは、これからよろしくお願いします。」



「こちらこそ、人間偽造AIを倒すべく。」