二次創作
明日の朱星を見たいだけ
*
「で、なんでこうなったのさ」
思わず詰めると、目を逸らされた。オイコラこっちちゃんと見ろや。
「おれは止めたんだが…」
「いや…分かるだろ!?推しが目の前にいるんだぞ???」
「いや分かるけど自重してくんない???」
少女の前で大の大人二人が正座で説教されていた。とんでもねぇ絵面だ。
まあそれにも理由がある。それを紐解くには、一週間前に遡る。
・
・
・
海軍本部から出て、二週間。赤髪海賊団の船を止める場所を聞き忘れたうっかりをミホークが起こした為、風の噂をたどりながら赤髪海賊団の船を目指していた。
「そろそろ補給に行くか」
「それならどうだ、ここ。“ツキシマ島”って名の島なんだが…ちなみに特産品は秋刀魚」
秋刀魚…サンマ!?えっ、パードゥン???さんま??明石屋さんまじゃない方の??塩焼きが美味しいあの??サンマ???
「ぜっったい行く」
「お前は日本人の鏡だよ、ミホーク」
これは船を漕ぐ手がやめられない止まらない♪着いたら串焼きにして、塩振って…これは白米が欲しいな。
「おにいさんたち、これ買ってください」
その声と共に差し出されたのは、魚。そう、噂をすればと言うやつである。ラッキー、と思って振り向くとそこには、見窄らしい格好の少女…それにあれ、なんか見たことあるな!?
「ミ゜」
クロコダイルから聞いたことない音がしたぞ。オイ、嫌な予感が…
「イッカク、だ」
察した。
「で、なんでこうなったのさ」
思わず詰めると、目を逸らされた。オイコラこっちちゃんと見ろや。
「おれは止めたんだが…」
「いや…分かるだろ!?推しが目の前にいるんだぞ???」
「いや分かるけど自重してくんない???」
少女の前で大の大人二人が正座で説教されていた。とんでもねぇ絵面だ。
まあそれにも理由がある。それを紐解くには、一週間前に遡る。
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海軍本部から出て、二週間。赤髪海賊団の船を止める場所を聞き忘れたうっかりをミホークが起こした為、風の噂をたどりながら赤髪海賊団の船を目指していた。
「そろそろ補給に行くか」
「それならどうだ、ここ。“ツキシマ島”って名の島なんだが…ちなみに特産品は秋刀魚」
秋刀魚…サンマ!?えっ、パードゥン???さんま??明石屋さんまじゃない方の??塩焼きが美味しいあの??サンマ???
「ぜっったい行く」
「お前は日本人の鏡だよ、ミホーク」
これは船を漕ぐ手がやめられない止まらない♪着いたら串焼きにして、塩振って…これは白米が欲しいな。
「おにいさんたち、これ買ってください」
その声と共に差し出されたのは、魚。そう、噂をすればと言うやつである。ラッキー、と思って振り向くとそこには、見窄らしい格好の少女…それにあれ、なんか見たことあるな!?
「ミ゜」
クロコダイルから聞いたことない音がしたぞ。オイ、嫌な予感が…
「イッカク、だ」
察した。