二次創作
明日の朱星を見たいだけ
今私たちはとんでもねぇ問題に直面している。そうその問題は____風呂に入りたいということ…!!!
机(小舟に板置いただけ)に肘をついて、顔の前で手を組み、さながら犯人を問い詰める刑事のような格好で会議をする。
「風呂…か。おれは原作キャラだからな…ワンピ世界に順応しているのやもしれん。」
「原作キャラじゃない私は違うって?何それ損しかしねぇ、転生特典(笑)みたいな?いらねぇよそんなモン、風呂よこして??」
「無理だな。だが気持ちはわかる。日本人の血が騒ぐと言うべきか…」
「わかりみが深い。例えるならばマリアナ海溝くらい。」
「この世界にマリアナ海溝はないがな。」
「そういえばそうだった。」
緊張感など一切なく、平穏に旅路は続く。次の行き先は海軍本部らしい。ん??え?海軍本部??聞いてない…!!
か、海軍本部ってあれよね、頂上戦争の舞台で、センゴク大目付…いや今は元帥?大将?まぁどっちかがいて…主人公のじいちゃんがいるあの海軍本部だよね…!?もちろん好きなキャラもいるけど、フレバンスの件があるせいで世界政府やら海軍の好感度がゼロどころか嫌悪さえある為にそこに行くのは憚られる…
と思ったら私はシャンクスのところに一旦預かってもらう事になったらしい。さっすがミホちゃん!神!世界最強の剣士!!イケメン!ふっふー!!
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というわけでまたしても突撃!赤髪海賊団!どんどんぱふぱふー。
ア、ウタちゃんいる。可愛い…REDあるんだ。じゃあタイミングバッチリだね、確か今年中にあるよね、エレジアのやつ。
「海軍本部の七武海会議やらなんやらに行ってくる。それまで預かっておいてくれ。」
「よろしく、シャンクスさん。」
顔の傷が目立つなぁ。若イケメン。だけど原作軸のシャンクスが好きなんだよね。色気と言うかなんと言うか、年齢から出る貫禄と言うかが好きなんだ。イケオジはいいぞ!!
「ああ、よろしくな嬢ちゃん。」
「こんにちは!赤髪海賊団の音楽家でシャンクスの娘のウタだよ!君の名前はなあに?」
「よろしくね、ウタちゃん。私は、●●・○○って言うんだ。レイって呼ばれてるよ。」
かっ、かわいい〜!!!かわいい!!限界オタクに沁みるぜ…なあにって!かわいいかよ、いや、かわいかったわ。うわあ、私に微笑みかけてくれたぁ…尊い!推す!
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「いやしっかし“鷹の目”がガキを近くにおいてるとはな…どう言う関係だ?」
「ンー、強いて言うなら同志?魂の繋がり的なサムシング?」
「さ、さむ?」
「アー、何かとか、まぁ曖昧なものを指す言葉です。今回のだと魂の繋がり的な事、もしくはそれに近しい何かって意味で言ってました。」
うっそだろ、サムシングが存在してない、もしくは知ってないだけ??どうなんだろ、英語だしあったりしないかな。
「な、成る程」
「好きなもの(推し)とかを語ったりしますね」
嘘は言ってないからな!!
「刀とかか?レイのその腰の、刀だろ?」
まぁ推しの確率が高いけど刀語らないとは限らないし…嘘は言ってないpart2だよ!!!
「…まぁそうですね」
「へェ、今度手合わせでもするか?」
「シャンクスさんには勝てないですよ」
「ハハハ、ちげェねェ」
「自称しちゃうんだ、大人気ないですねぇ。」
「お頭は大人気ない、違いねェ、的を得てるな」
まぁ育児放棄とか色々他人を過信しすぎだとか言いたいことはいっぱいあるけど、今のシャンクスに言っても無駄なので言わない。いつもの船とは違って、賑やかに航路は進む。目指すは、東の海のフーシャ村。主人公の故郷。うおお、楽しみ。オラ、ワクワクすっぞ!作風似てるけど違うわ、てへ。