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殺人の描写があります

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 ‐RAY‐ 『参加型 ‐ボス枠終了‐』

#16

会議


___ボス全員と会い、この階について知ってから、特に何もなく一ヶ月が過ぎた。
『トワイライト』では、かなり大きな任務や依頼などがなければ、個人個人で仕事を受け、事を成す。この一ヶ月も特に他のメンバーとは、仕事では会わなかった。___仕事では。 
復習だが、この豪華絢爛なD階に住んで良いことになっている。レイと同様、他メンバーもここに暮らしている。会うのは必然だった。

「レイさん。ルールを守ってください。」
「すみません。でも、七時までに起床ってルールですけど、一分遅れただけ…」

「………………」
「いくら眠たくても、廊下では寝るな!自室で寝ろ!!」

「レイー。ゲーム一緒にやんない?」
「一応言っておくが、俺任務中だからな?そこんところ大丈夫か?」

「コーヒーって美味しいですよね。」
「俺より若いくせに、ブラックコーヒー飲めるんだな………」

「ハウワッツ!?!?!?!?! Wi-Fi何処ぉぉぉ!!!!!!」
「うるせぇぇぇぇぇぇ!隣、俺の部屋なんだよぉ!Wi-Fi切れる度に叫ぶなぁっ!?」

「いたずら成功〜!全く、新人君は引っかかりやすいね〜!」
「廊下に罠を作る方がおかしいんだよ!常識を知れ!!」

「可愛いこちゃんじゃない。お菓子作ったの。あーんしてあげるわよ?」
「い、いえ、全然、大丈夫です……」

主に他ボスにレイは思いっきり振り回されていた。
毎度毎度、レイが折れ、常識外れ共に付き合っているのである。

そんな時だった。
___全員集合の合図が掛かったのは。

先ほども言ったが、ボスが全員集まり、依頼、任務をこなすというと、かなり危険度の高い場合だけである。
レイは緊張した面持ちで、指定された最初他ボスと挨拶した部屋に向かった。

___七人全員が集まった。
全員思い思いで座っている。レイのように緊張しているヤツも居れば、リラックスしまくってるヤツも居た。

最初に工作のボス、ムギが声を発する。
「今回、『幽園地』を跡形もなく潰すのが目標です。」

(『幽園地』を潰す___っ?)
レイは動揺を隠せない。『幽園地』とは、レイ達の居る『トワイライト』本部より西に存在するマフィア組織である。あくまでも予想だが、現在ある裏社会の中では、六位ほどの権力を持っているグループであった。何度か幹部に会ったことがあるが、中々手強い相手だと記憶している。

それを、潰す。しかも跡形もなく。
(___これが、『トワイライト』か。)レイは戦慄した。
改めて、今自分が所属している『トワイライト』の強さを感じる。
「最近、どうも『幽園地』の動きがきな臭いのです。」
そのまま淡々とムギは続けた。『幽園地』が各国の政治家を殺した、奴隷を売った、村を滅ぼしたなどと理由を説明する。
「詳しい内容は、デシジョンさん。お願いします。」
参謀ボス、デシジョンが前に立った。誰をどうしてどう消すのか。具体的に、かつ細やかに、大胆に作戦があげられていく。
______作戦を聞きながら、レイは考える。

(これまで『幽園地』は目立った動きがなかったが、これはどうゆうことだ?何がしたいんだ___?)



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作者メッセージ

はい!
やっと自己紹介から出て、本編です!
自己紹介だけで15ページこれからどうなることやら、、、、。

各役職のイメージを書いてなかったことに今更気づき書きます。

・情報…世界状況が今どうなっているのか。敵が何をしているのかなどをあらゆる手を使い調べる。あまり、前線には出ない。

・暗殺…殺したことを隠蔽したい時に派遣される事が多い。戦闘が得意。前線に出ることが多い。

・誘惑…ターゲットに接触し、情報などを聞き出す、寝返らせるなどする。戦闘は不得意な者が多い。必要とあらば前線にも行くが、あまり行かない者が多い。

・拷問…捕まえた敵の情報を吐かせる。主にサイコパスが多い。必要とあらば前線にも行くが、あまり行かない者が多い。

・近距離…最前線に立つ。暗殺と違い、目立ってもそこそこ大丈夫なときに活躍する。身体能力がかなり高い。

・参謀…作戦を立てる。前線にはでない。主に自分では戦わない。かなり賢くなくてはなれないとされる。

・狙撃…名前の通り相手を狙撃する。最前線より一歩引いたところで戦う場合が多い。それぞれに愛銃が存在する。

・工作…他の者達が使うもの、必要なものを発明し、量産する。強くなってくるとオーダーメイドの武器が作れる。

という感じです!

2024/06/11 17:37

ルイ50世 ID:≫.pNRnxeFwo9wA
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