消えない夢と消えた記憶
#1
あの日の月は雫より早く堕ちる
[明朝体][/明朝体]「何があったか教えてくれませんか」と警察は質問した私は語るようにか話し始めた全く語れることでは無い、でも言わないと現状は変わらない。ゆっくりと私は語りはじめた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜「それは暗い暗い夜の事だったっけ?記憶さえあやふやです。覚えている事は霧がかって、忘れたい事だけ鮮明に覚えてます。後から聞いた話から少しづつ覚えられるように頑張りたいです。あの夜は優しそうな女の人にアメちゃんあげるよって言われたんです。私は女の人の不審者なんて居ないと思っていて全然信じてついて行ったんです。すると急に注射を出して、打ってきたんです。多分、麻酔だったんでしょう。次目覚めたら白い部屋にいたんです、手足は鉄の板に拘束されてましたし、見渡す事しか出来ませんでした…それから1週間、一ヶ月と変わって行き心の中が空っぽになった時、優しい声がして、「こっちにおいで、きっと救われるさぁ」甘い声に私はそっちに行ってしまったんです。間違えでしたね…
あの時ヘッドホンで聞かされ洗脳されてたんですね…そっから自我を失い、どこか遠い国に運ばれ、そこの収容所で戦う方法を教わり、戦うために生きるとしか能が無くなってて、生きる気力が抜けて、そろそろ消えようかなと思い始めたんです。今思えばそのままだと相手の思いのままだったんですね、でもソウタと言う男の子が助けてくれたんです。指をパチッと鳴らすと私は自由に動けるようになったんです。でもその、ソウタって子は一言も喋らず脱出を手伝ってくれたんですが見つかったんです。そろそろでられそうだったのに、ソウタが初めて、「君はもう1人じゃないからね」と笑って消えたんです。涙が溢れながらも逃げ続けました。そして気づいたんです。ソウタは幽霊だったという事を隠して助けてくれたんです。そうして貴方、警察方に助けて頂いたと言う事です。」「そうだったんですねではさようならヒヒッ」……「ッ!ッ!」
あの時ヘッドホンで聞かされ洗脳されてたんですね…そっから自我を失い、どこか遠い国に運ばれ、そこの収容所で戦う方法を教わり、戦うために生きるとしか能が無くなってて、生きる気力が抜けて、そろそろ消えようかなと思い始めたんです。今思えばそのままだと相手の思いのままだったんですね、でもソウタと言う男の子が助けてくれたんです。指をパチッと鳴らすと私は自由に動けるようになったんです。でもその、ソウタって子は一言も喋らず脱出を手伝ってくれたんですが見つかったんです。そろそろでられそうだったのに、ソウタが初めて、「君はもう1人じゃないからね」と笑って消えたんです。涙が溢れながらも逃げ続けました。そして気づいたんです。ソウタは幽霊だったという事を隠して助けてくれたんです。そうして貴方、警察方に助けて頂いたと言う事です。」「そうだったんですねではさようならヒヒッ」……「ッ!ッ!」
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