ガラガラガラ
と、扉を開けて教室に入る。
僕の名前は、桜木雪、殺人病だ。なにそれって思うかもしれないけど簡単に言うと、大切な人を殺してしまうって病気。もちろん。やりたいわけではない。今まで僕は、大切な人を作らないようにした。家族を殺してしまってからは、、、

はぁ、きょうも、学校だるいな、
そう思いながら、席に着く。
「はーい。みんなー出席とるぞー」
ホームルームが始まった。
「相川」
「はーい」
「北條」
「はーーい」
「桜木」
「、、はい。」

放課後！

はあ、やっと終わった、
下を向きながら廊下を歩いていた、
ドンッ
誰かとぶつかった
「あ、ご、ごめんなさい！」
僕は、すぐに謝った。
見覚えのある顔、確かこいつは、、、矢野悠馬、だ。圧倒的陽キャ
「こっちこそごめん！雪！」
「へ？」
突然名前を呼ばれてびっくりした。だって、クラスでは、誰とも話したことがなかったから、
「ん？お前雪だろ？同じクラスの、矢野悠馬！」
「あ、いや、知っているんですけど、喋ったことないのに、名前覚えられてるのにびっくりして、」
僕は戸惑ったように言った。
「じゃあこれからは友達な！じゃーな！雪！」
「あ、ちょ！」
本当に嵐のような人だった。