二次創作
地縛少年花子くん 前世と鏡
[大文字]「ここが、かもめ学園‥。」[/大文字]
どうも、学園の門の前で、つっ立っている水鈴です!
あやふやな前世の記憶によると、前世はこの学校に通っていたようなので、入学しました!
「おい、前世の私、この学校で合ってるの?」
マジであやふやすぎて分からん。
「とりあえず、中に入ろう。入ってみたら思い出すかもしれないし。」
えっーと、入学式はこっち側か。
テクテクテク
うーん、何も思い出せない。印象的なものとか無いし。
「わー、あの子めっちゃ可愛くない?」
「すごい可愛い♡」
「友達になれるかなぁ。」
「どちらかというと美しいじゃない?」
「どっちもでしょ。」
「そうか。可愛いし美しい!完璧だ!」
また、目立っちゃった。可愛いのも考えものだな。
「ここが会場か。」
椅子が大量にある。詰めて座れば良いのかな?もう半分ぐらい来てるのか。とりあえず座ろ。
「あれ?もしかして水鈴ちゃん?」
後ろから声をかけられた。誰だろう?見ると、可愛い知ってる子。
「えっ、もしかして彗?」
「わっ、やっぱり水鈴ちゃんだ!久しぶり!」
「久しぶり!中学別のとこ行くと思ってたよ。」
「お母さんの母校がここでね。推されたから、ここにしたの。」
「へー、そうなんだ!学校が楽しみになってきたよ♪」
「私も楽しみ!」
会話がはずんだ。
「アーアーアー、よし、マイクテスト完了。」
壇上にイケメンが出てきてた。生徒会長っぽいな。
「皆さん、ご入学おめでとうございます。かもめ学園生徒会長の源輝です。」
源‥あっ、おばあちゃんが言ってた祓い屋の一族か。そこの長男かな。
おばあちゃん曰く
[明朝体]「良いかい、水鈴。源家の人たちはすぐ怪異を祓おうとするから気をつけるんだよ。」[/明朝体]
だそう