⚠️快青カップルは無しで行きます！落ちを快斗くんにしようかと思っています！
青子「ねぇ！凪！一緒に帰らない？」
凪葉『ごめん、今日はテレビの収録があって…』
快斗「ハッ、さすが国民的アイドルだな！仕事に忙しいのは結構だけど、今日の夜、忘れんなよ？」
青子「え、今日の夜2人で何かするの？」
凪葉『うん！快斗がうちでテレビ見たいって言うからさ！家隣だしいっかなって。じゃあね！』
青子「バイバイ！頑張ってね！」
ー１時間後ー
凪葉『今日は収録よろしくお願いします！』
スタッフ「よろしくお願いします。」
スタジオにカチンコの音が鳴り響く。この音は凪葉にとって集中できる音の１つだ。自分の得意なことを魅せるための音。弓道部のエースとも呼ばれているので弓道の弓を引く音、的に当たる音も集中できる。
凪葉『こんにちは〜！ハートアローの凪葉です！よろしくお願いします！』
MC「はい！今日は大人気グループ、ハートアローのセンター、凪葉ちゃんに来てもらいました！今日の衣装可愛いですね。ライブの衣装ですか？」
凪葉『ありがとうございます！実はこの衣装、私物なんです！』
そう。この衣装は凪葉の私物。衣装を自分で用意しろと言われたわけではない。ただ、メンバーに捨てられてしまったのだ。本当なら次のアルバムの衣装を着てここに来るはずだったのだが、ハートアローのメンバーの誰かからのいじめで捨てられてしまった。ゴミ箱に入っていた。しかもきっとわざと入れたであろう楽屋のお弁当と飲み物と一緒に。スタッフからは無理に立つことないと言われたけれどファンが待っている。幼い頃から子役として曲も出して全力で頑張って来た凪葉にとってファンは何にも変えることのできない大切な存在。そんなファンを裏切るなんて出来ない。そう思いながら番組の収録を終わらせた。