私にしか見えない女の子
[中央寄せ][明朝体][太字]なぜお姉ちゃんの着物がここにあるの…?
着物はもうどこにも無いはず……なのに…。
どうして…?[/太字]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[大文字][大文字][大文字]~就寝~[/大文字][/大文字][/大文字]
咲夜:ではー…そろそろ寝ましょう…?
●●:はい…。
咲夜:…辛いのは…わかるけどそろそろ元気出して…?
●●:あの…今って何時だかわかりますか…?
咲夜:今はー…もう3時。
●●:この時間…廊下出てもいいですか…?
咲夜:え、ええ。でも部屋に一人はまずいわね…。
●●:突然ですが…「図書館に行ってもいいですか」…?
咲夜:なぜ…図書館に…?
●●:ちょっと調べたいことがありまして…
いいですか…?
咲夜:…わかりました。行きましょう。
●●:ありがとうございます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●●・咲夜:月様。お借りしてもよいですか?
[大文字][大文字][大文字]チャリン…🎶[/大文字][/大文字][/大文字]
●●・咲夜:ありがとうございます。
[大文字][大文字][大文字]~図書館~[/大文字][/大文字][/大文字]
月:ねぇ…こんな時間にどうしたの?
●●:今度こそ探したい本があるんです。
咲夜:らしいです…。
月:そう。ご自由に。
●●:ありがとうございます。
[大文字][大文字][大文字]~もっと奥の部屋~[/大文字][/大文字][/大文字]
咲夜:で?何を探しに来たの?
●●:…。
咲夜:あー…お姉さんの事ね。
●●:着物があるならここの図書館に何かしら関係してることが
書いてあるはずなの…!
咲夜:だから探しに来たって分けね…。
●●:…そう。…あ、あった…!
咲夜:え…!?
●●:何……これ…。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
[大文字][大文字][太字]〇月〇日
[下線]神札城に入った女の子二人。
きっと姉と妹。私はどうして入れたのか質問をした。
姉は遊ぶために入ってきたと言った。
神札城は勝手に入ることは許されていないのです。
だから私はどちらかを異界へ送る事にした。
姉は賢そうだったから、妹をとろうとした。
だが姉は
「妹だけは帰してあげて下さい。お願いします。」
「連れて行くなら私にしてください。」って。
泣きながら頼んできた。
私はしょうが無く姉をとった。
妹は、静かに歩いて帰り。
鳥居の外にいたお母さんらしき人の所に向かった。
妹の後ろ姿は姉にそっくり。
紫の膜が背中に張られていた。
これは…異界に伝わる。
王族の印。私はその時分かった。
この子達は
[大文字][大文字]神の双子って。[/大文字][/大文字][/下線][/太字][/大文字][/大文字]
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●●:何…神の双子って……。
咲夜:…もしかして…●●さんって…。
●●:…え…?
[大文字][大文字][大文字]チャリン…チャリン…チャリン🎶[/大文字][/大文字][/大文字]
??:やっと気づいた…?
待ちくたびれたよ…。
咲夜:っ!神楽様!
●●:神楽様…?
咲夜:この方は…神の子です…!
たまにしか出てこないお方です…!
●●:神楽様。その狐の仮面を外して下さい。
咲夜:ちょっと…!
神楽様にそんなこと言わないで下さいよ…!
●●:ねぇ。神楽様。私やっと分かった。
あなたは私のお姉ちゃんですよね。
??:…。
●●:いや…まだお姉ちゃんか分からないけど…。
この本読んだよ…?
??:……読んじゃったんだ…。
●●:もしあなたがお姉ちゃんなら…。
私はここにいなきゃ行けないんでしょ?
??:かもね…。
●●:ねぇ…。仮面を外してよ…。お願いだから…。
??:…。
咲夜:…
●●:…神楽様は…おばあちゃんを見守るために家の神様として。
いるんでしょ…?
??:…。
●●:もしあなたが神楽様で…お姉ちゃんで…本当は
神の双子なら私の背中に紫の膜が見えるでしょ?
ねぇ咲夜さん。
咲夜:は、はい…!
●●:…私の背中に紫の膜は見える…?…
咲夜:…はい…見えます…。
??:…。
●●:私の背中には紫。
あなたの背中には…?
咲夜:…紫です…。
??:…私はあなたの姉ではないよ…。
咲夜:エ…?
●●:…そう…。お姉ちゃんじゃないんだ…。
??:私は…菫…。
残念ながらあなたのお姉さんじゃ無い。
●●:…。
菫:でも、あなたと会うのは初めてだからビックリした。
急にお姉ちゃんって。
●●:…。
菫:きっとあなたのお姉さんと似てる格好だからよ…。
あなたのお姉さんは狐の仮面の色が違うでしょう?
私は赤。
お姉さんは紫。
●●:え…?まって…じゃあ…。
(部屋に来たり長く話してたあの女の子…って…。)
菫:…ねぇあなた…どうして…透けてるの…?
●●:…え…?
咲夜:そろそろ時間ですね…。
菫:そっか…。ここは異界だ…。じゃああなたとは一度さようならね。
●●:…t、ちょっと、まってくださいよ…!
菫:…?
●●この着物だけは持って行かせて下さい!
菫:…。
●●:お願いです…!
菫:…分かったわ…。
●●:ありがとうございます…!
菫・咲夜:では…おやすみなさい。●●様…。
[大文字][大文字][大文字][太字]チリン……[/太字][/大文字][/大文字][/大文字][/明朝体][/中央寄せ]
着物はもうどこにも無いはず……なのに…。
どうして…?[/太字]
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[大文字][大文字][大文字]~就寝~[/大文字][/大文字][/大文字]
咲夜:ではー…そろそろ寝ましょう…?
●●:はい…。
咲夜:…辛いのは…わかるけどそろそろ元気出して…?
●●:あの…今って何時だかわかりますか…?
咲夜:今はー…もう3時。
●●:この時間…廊下出てもいいですか…?
咲夜:え、ええ。でも部屋に一人はまずいわね…。
●●:突然ですが…「図書館に行ってもいいですか」…?
咲夜:なぜ…図書館に…?
●●:ちょっと調べたいことがありまして…
いいですか…?
咲夜:…わかりました。行きましょう。
●●:ありがとうございます。
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●●・咲夜:月様。お借りしてもよいですか?
[大文字][大文字][大文字]チャリン…🎶[/大文字][/大文字][/大文字]
●●・咲夜:ありがとうございます。
[大文字][大文字][大文字]~図書館~[/大文字][/大文字][/大文字]
月:ねぇ…こんな時間にどうしたの?
●●:今度こそ探したい本があるんです。
咲夜:らしいです…。
月:そう。ご自由に。
●●:ありがとうございます。
[大文字][大文字][大文字]~もっと奥の部屋~[/大文字][/大文字][/大文字]
咲夜:で?何を探しに来たの?
●●:…。
咲夜:あー…お姉さんの事ね。
●●:着物があるならここの図書館に何かしら関係してることが
書いてあるはずなの…!
咲夜:だから探しに来たって分けね…。
●●:…そう。…あ、あった…!
咲夜:え…!?
●●:何……これ…。
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[大文字][大文字][太字]〇月〇日
[下線]神札城に入った女の子二人。
きっと姉と妹。私はどうして入れたのか質問をした。
姉は遊ぶために入ってきたと言った。
神札城は勝手に入ることは許されていないのです。
だから私はどちらかを異界へ送る事にした。
姉は賢そうだったから、妹をとろうとした。
だが姉は
「妹だけは帰してあげて下さい。お願いします。」
「連れて行くなら私にしてください。」って。
泣きながら頼んできた。
私はしょうが無く姉をとった。
妹は、静かに歩いて帰り。
鳥居の外にいたお母さんらしき人の所に向かった。
妹の後ろ姿は姉にそっくり。
紫の膜が背中に張られていた。
これは…異界に伝わる。
王族の印。私はその時分かった。
この子達は
[大文字][大文字]神の双子って。[/大文字][/大文字][/下線][/太字][/大文字][/大文字]
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●●:何…神の双子って……。
咲夜:…もしかして…●●さんって…。
●●:…え…?
[大文字][大文字][大文字]チャリン…チャリン…チャリン🎶[/大文字][/大文字][/大文字]
??:やっと気づいた…?
待ちくたびれたよ…。
咲夜:っ!神楽様!
●●:神楽様…?
咲夜:この方は…神の子です…!
たまにしか出てこないお方です…!
●●:神楽様。その狐の仮面を外して下さい。
咲夜:ちょっと…!
神楽様にそんなこと言わないで下さいよ…!
●●:ねぇ。神楽様。私やっと分かった。
あなたは私のお姉ちゃんですよね。
??:…。
●●:いや…まだお姉ちゃんか分からないけど…。
この本読んだよ…?
??:……読んじゃったんだ…。
●●:もしあなたがお姉ちゃんなら…。
私はここにいなきゃ行けないんでしょ?
??:かもね…。
●●:ねぇ…。仮面を外してよ…。お願いだから…。
??:…。
咲夜:…
●●:…神楽様は…おばあちゃんを見守るために家の神様として。
いるんでしょ…?
??:…。
●●:もしあなたが神楽様で…お姉ちゃんで…本当は
神の双子なら私の背中に紫の膜が見えるでしょ?
ねぇ咲夜さん。
咲夜:は、はい…!
●●:…私の背中に紫の膜は見える…?…
咲夜:…はい…見えます…。
??:…。
●●:私の背中には紫。
あなたの背中には…?
咲夜:…紫です…。
??:…私はあなたの姉ではないよ…。
咲夜:エ…?
●●:…そう…。お姉ちゃんじゃないんだ…。
??:私は…菫…。
残念ながらあなたのお姉さんじゃ無い。
●●:…。
菫:でも、あなたと会うのは初めてだからビックリした。
急にお姉ちゃんって。
●●:…。
菫:きっとあなたのお姉さんと似てる格好だからよ…。
あなたのお姉さんは狐の仮面の色が違うでしょう?
私は赤。
お姉さんは紫。
●●:え…?まって…じゃあ…。
(部屋に来たり長く話してたあの女の子…って…。)
菫:…ねぇあなた…どうして…透けてるの…?
●●:…え…?
咲夜:そろそろ時間ですね…。
菫:そっか…。ここは異界だ…。じゃああなたとは一度さようならね。
●●:…t、ちょっと、まってくださいよ…!
菫:…?
●●この着物だけは持って行かせて下さい!
菫:…。
●●:お願いです…!
菫:…分かったわ…。
●●:ありがとうございます…!
菫・咲夜:では…おやすみなさい。●●様…。
[大文字][大文字][大文字][太字]チリン……[/太字][/大文字][/大文字][/大文字][/明朝体][/中央寄せ]