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「●●、これからよろしくね」
神と話した後目が開かなくなりやっとの思いで開けると
目の前には知らない女の人がいた
「オンギャー」
あなたは誰？
そう言おうとしたら喋れなくて『オンギャー』という言葉が口からもれた
慌てて口を抑えた自分の手を見る
小さくなっていた
そこでやっと自分が赤ちゃんになったことを知った
というかお母さんが可愛すぎて驚きだ
じゃあ私も可愛いのでは？
ああ今世こそはアイドルになって見せる
そう決意した

[下線]15年後合格発表[/下線]

「127番、127番...あった！お母さん！あったよ！」
「え！じゃあ受かったの？」
「うん！」
「●●！よかったじゃない！でも、しばらく会えなくなるのよね...」
アイドルになりたい人を育てるいわゆる専門学校を私は受験した
私が受験した専門学校は全寮制だ
なのでしばらくお母さんに会うことができなくなるのだ
「お母さん！休みの日には会いに行くからね！」
「ええ、待ってるわ！」

[下線]入学式[/下線]

「みて！sparkling　starsよ！」
「「「「「キャー！」」」」」
「何の叫び声？」
「え！あなたあの方たちを知らないの？」
「あの方たち？」
声のしたほうに目を向けるとそこにはとんでもない美少女がいた
「うん！あの方たちは、『sparkling　stars』今人気絶頂のアイドルグループだよ！あの、カルマパーマの人が、リーダーの『月城 隼人』ね。すっごいかっこいいでしょ？」
「うん！すごいかっこいい！」
「次が、ツイストスパイラルマッシュの人。あの人が『橋村 優斗』。
副リーダをしてるよ！すっごい優しい！」
「優しいっていうのがもうあふれ出てるよ！」
見た目からして優しさがあふれ出ているため素直にそう言う
「でしょ！で、あの茶髪のマッシュの人が、『佐藤 藍』って言ってすっごい可愛い顔立ちでパフォーマンスの切れがすごいイイの！これこそまさにギャップって感じ！」
「へー！女の私よりも全然かわいい！」
「で、あのツーブロックアップバングリバースパーマの人が『山田 瑛斗』って言って、すっごい爽やかなカリスマ性の持ち主！」
「爽やか...！」
というか先ほどから思っていたがこの人髪型に詳しいな
「で、最後ね黒髪のセンター分けの人が『葉月 駿』！すっごい元気で、ちょっと天然だね！」
「天然？」
「うん！」
「天然って何？」
天然が何かわからず聞くとめちゃくちゃ驚かれた
「え、えっと、ちょっと抜けてる、みたいな？」
「...なるほど...というかあなた、誰？」
「あれ、自己紹介まだだっけ？私の名前は心優よろしく！」
「心優ちゃん！よろしくね！私は○○●●！よろしく！」
「あのさ！ちゃん付けじゃなくて心優って呼んで！」
「あ、うん！じゃあ、心優？」
「うん！逆になんて呼べばいい？」
「あ～、私も呼び捨てがいいな...」
「わかった！●●ね！んじゃ、教室行こ～！」
「うん！」