二次創作
りょうちゃんといっしょ。【🍏fjsw 監禁パロ】
大森side
大森「…ちっ……涼ちゃん、電話出ないな……」
何度も何度も電話をかけたが、涼ちゃんが出てくれることは無かった。
大森「何してんだ、涼ちゃん……いつもならすぐ出てくれるのに……」
…だけど、そういえばこの前……
涼ちゃんが『助けて』って言ってたような……?
そんで、その後若井が『ばいばい』って……
……どういうことだ?あの二人、同居してんのか?
いや僕は別にいいけど、あの二人の関係、複雑なんだよなあ……
大森「……若井の家、行って訊いてくるか…」
ピンポーン……
藤澤side
藤澤「っ”!」
あ、も、元貴……!良かった、今丁度家に若井が居ない…んだよね!
もしかしたら…助けて……くれるのかな……?
……だけど、もし……
…いや、余計なことは考えなくていい!とにかく逃げなくちゃ…!
手錠はかけられたままだけど、確か元貴って合鍵を持ってた筈。
大森「………合鍵あるし…入るか。」
カチャカチャ…ガチャッ。
大森「お~い、若井~、涼ちゃーん?……居ない…」
元貴は、必死に僕達を探している。隅から隅まで。
すると、元貴が階段をのぼってきて、部屋の目の前まで来てくれた。
元貴が助けに来てくれた。良かった…これで…解放される……
藤澤「…っ元貴……」
大森「…何⁉なになに⁉……どうしたの…?」
元貴は、痣だらけの状態で手錠がかけられた僕を見て、当たり前のことで驚いていた。
大森「っ涼ちゃん…?ど、どういうこと…?これ、誰にやられたの⁉」
藤澤「…若井だよ……随分怪我しちゃった。」
大森「随分どころじゃ無いでしょ…!ほら、早く逃げるよ…!」
藤澤「うん…丁度良かった、若井、今家に居ないんだよね……」
良かった……逃げれる……この地獄から……
元貴は、冷たい僕の手を握ってくれた。
あったかい。安心する。
助けてくれて……ありがとう……
???「ははっ、バカバカしいなあ。」
聞き慣れた、悪魔の声がする。……まさか…
若井「あ~あ、涼ちゃんのせいで元貴が犠牲になっちゃうな~…」
大森「っな、何…?おまえ!涼ちゃんを監禁しといて…何言ってんだ……」
若井「何言ってんだって……ただ、涼ちゃんに好きになってほしいだけだよ。」
歪んだ笑みを浮かべて、若井はそう言った。
しかし、元貴はそんな彼を許せなかったのか、若井の肩をガシッと掴む。
大森「…おまえのことだけは…信じてたのに…‼なんだよ…‼同じバンドのメンバーを監禁する…って‼ふざけんなよ‼」
若井「いやぁ、ふざけて無いよ。本気本気。おまえみたいな野郎とは違ってね。」
大森「は⁉おまえ…‼涼ちゃんを奴隷扱いして‼警察に通報するぞ‼」
若井「…いいよ、別に。通報したいなら通報すればいいじゃん。ほら、どうぞどうぞ。」
その忌々しい発言に、元貴は俯き込んだ。元貴の背後に立っていた僕は、どうすることもできなかった。
大森「…っ…もういいよ……おまえなんて。ほら、涼ちゃん…逃げるよ。」
藤澤「……ぅ、うん。」
僕は、若井のほうを見ながら元貴に引っ張られて、家から出ていこうとした。
藤澤「…………っ⁉」
ふと、若井の手を見ると、若井の手には包丁が握り締められていた。
それも、鋭く尖った特殊な包丁。
明らかに、料理には使わないような、ゴテゴテとしたものだった。
僕は手首の骨が折れているから、上手く動くことができなくて、戸惑うことしかできない。
若井は、一歩一歩僕達のほうに近付いてきて、包丁を構えた。
若井「……ばいばい、元貴。」
大森「…ちっ……涼ちゃん、電話出ないな……」
何度も何度も電話をかけたが、涼ちゃんが出てくれることは無かった。
大森「何してんだ、涼ちゃん……いつもならすぐ出てくれるのに……」
…だけど、そういえばこの前……
涼ちゃんが『助けて』って言ってたような……?
そんで、その後若井が『ばいばい』って……
……どういうことだ?あの二人、同居してんのか?
いや僕は別にいいけど、あの二人の関係、複雑なんだよなあ……
大森「……若井の家、行って訊いてくるか…」
ピンポーン……
藤澤side
藤澤「っ”!」
あ、も、元貴……!良かった、今丁度家に若井が居ない…んだよね!
もしかしたら…助けて……くれるのかな……?
……だけど、もし……
…いや、余計なことは考えなくていい!とにかく逃げなくちゃ…!
手錠はかけられたままだけど、確か元貴って合鍵を持ってた筈。
大森「………合鍵あるし…入るか。」
カチャカチャ…ガチャッ。
大森「お~い、若井~、涼ちゃーん?……居ない…」
元貴は、必死に僕達を探している。隅から隅まで。
すると、元貴が階段をのぼってきて、部屋の目の前まで来てくれた。
元貴が助けに来てくれた。良かった…これで…解放される……
藤澤「…っ元貴……」
大森「…何⁉なになに⁉……どうしたの…?」
元貴は、痣だらけの状態で手錠がかけられた僕を見て、当たり前のことで驚いていた。
大森「っ涼ちゃん…?ど、どういうこと…?これ、誰にやられたの⁉」
藤澤「…若井だよ……随分怪我しちゃった。」
大森「随分どころじゃ無いでしょ…!ほら、早く逃げるよ…!」
藤澤「うん…丁度良かった、若井、今家に居ないんだよね……」
良かった……逃げれる……この地獄から……
元貴は、冷たい僕の手を握ってくれた。
あったかい。安心する。
助けてくれて……ありがとう……
???「ははっ、バカバカしいなあ。」
聞き慣れた、悪魔の声がする。……まさか…
若井「あ~あ、涼ちゃんのせいで元貴が犠牲になっちゃうな~…」
大森「っな、何…?おまえ!涼ちゃんを監禁しといて…何言ってんだ……」
若井「何言ってんだって……ただ、涼ちゃんに好きになってほしいだけだよ。」
歪んだ笑みを浮かべて、若井はそう言った。
しかし、元貴はそんな彼を許せなかったのか、若井の肩をガシッと掴む。
大森「…おまえのことだけは…信じてたのに…‼なんだよ…‼同じバンドのメンバーを監禁する…って‼ふざけんなよ‼」
若井「いやぁ、ふざけて無いよ。本気本気。おまえみたいな野郎とは違ってね。」
大森「は⁉おまえ…‼涼ちゃんを奴隷扱いして‼警察に通報するぞ‼」
若井「…いいよ、別に。通報したいなら通報すればいいじゃん。ほら、どうぞどうぞ。」
その忌々しい発言に、元貴は俯き込んだ。元貴の背後に立っていた僕は、どうすることもできなかった。
大森「…っ…もういいよ……おまえなんて。ほら、涼ちゃん…逃げるよ。」
藤澤「……ぅ、うん。」
僕は、若井のほうを見ながら元貴に引っ張られて、家から出ていこうとした。
藤澤「…………っ⁉」
ふと、若井の手を見ると、若井の手には包丁が握り締められていた。
それも、鋭く尖った特殊な包丁。
明らかに、料理には使わないような、ゴテゴテとしたものだった。
僕は手首の骨が折れているから、上手く動くことができなくて、戸惑うことしかできない。
若井は、一歩一歩僕達のほうに近付いてきて、包丁を構えた。
若井「……ばいばい、元貴。」