二次創作
りょうちゃんといっしょ。【🍏fjsw 監禁パロ】
[太字]藤澤side[/太字]
若井「はあ、もういいよ。もう寝ていい。」
藤澤「っほ、ホント…⁉」
若井「その代わり床で寝て。布団なんて敷いてあげないから。」
若井は、そう言って部屋の扉を開ける。
今がチャンスだと思っても……逃げたらどうなるか分からない。
若井だって、監禁生活1日目に忠告していたことだ。
と思うと、急に手が動かなくなって、へたへたと床に崩れ込む。
床は掃除もされていなくて、埃だらけで蟻もそこら辺をよちよちと歩いていた。
藤澤「ひっ……僕、今までこんな部屋に居たの……」
そして、僕は床に寝転んだ。僕の長い髪の毛が床に広がる。
藤澤「…ぅ”……」
誰かが、僕の首にそっと手をやった。これ、夢……?
[大文字]グッ‼[/大文字]
藤澤「ッう””ッッ?!?!」
藤澤「ッはぁ、ッ”はあ~ッッ””…」
若井「………涼ちゃん?」
パチッと目が覚めた。目を開ければ、さっきと同じ光景が広がっていた。
僕のすぐ隣で、若井は僕の顔を心配そうに覗き込んでいた。
若井は若井で、まだ思いやりは持ってるんだな……
若井「怖かったよ~…ジタバタ暴れて、苦しそうにしてたから……」
藤澤「…ご、ごめん、なさい……うるさかったよね……」
ごめんね。本当に。若井は若井で、僕のこと大切に想ってるんだよね……
若井「じゃ、俺ご飯作ってくる。俺もだいぶ真面なご飯食べれて無かったから……」
そして、若井は下の階へとおりていった。
藤澤「……ここから、出たいな……」
すると、唐突にスマホから電話の音が鳴った。
プルルルル……
藤澤「っあ、え?」
音の主は僕のスマホから。だけど……手錠が……
ふと手を見ると、手錠が外されているのが伺えた。
はぁ、良かった……暫くは手錠を外してくれるみたい。
藤澤「これでスマホが取れる……」
スマホの画面を見ると、そこには『大森元貴』と書かれた字があった。
……元貴…!元貴なら信頼できる、良かったあ……!
早く助けを求めなくちゃ。ここから出たいもん……
ピッ。
大森『っあ、涼ちゃん。そういえば来週レコあったよね……?』
元貴の声。安心する。唯一の味方だ。
藤澤「…っあの、元貴っ……じ、実はね……助けてっ…助けて欲しいことがっ……」
若井「涼ちゃん、何してるの?」
顔を上げると、僕の目の前には若井が立っていた。
若井「だめだなあ、涼ちゃんは。俺が手錠外したからって、勝手に元貴と電話するなんて……」
そして、若井は僕が手に持っていたスマホをガシッと取り上げた。
藤澤「っやめて!それはっ…」
若井「これ没収ね。元貴、ばいばい。」
大森『っあ、ちょっと!』
プツンッ……
元貴との通話が、若井の手によって中断されてしまった。
藤澤「……っちがうの、若井…」
若井「何が?涼ちゃん、元貴に助けてって言ってたよね。あとで、しっかりと反省してもらわないとね。」
……ああ、またこれだ。何やってもだめだ、こんなの……
若井「はあ、もういいよ。もう寝ていい。」
藤澤「っほ、ホント…⁉」
若井「その代わり床で寝て。布団なんて敷いてあげないから。」
若井は、そう言って部屋の扉を開ける。
今がチャンスだと思っても……逃げたらどうなるか分からない。
若井だって、監禁生活1日目に忠告していたことだ。
と思うと、急に手が動かなくなって、へたへたと床に崩れ込む。
床は掃除もされていなくて、埃だらけで蟻もそこら辺をよちよちと歩いていた。
藤澤「ひっ……僕、今までこんな部屋に居たの……」
そして、僕は床に寝転んだ。僕の長い髪の毛が床に広がる。
藤澤「…ぅ”……」
誰かが、僕の首にそっと手をやった。これ、夢……?
[大文字]グッ‼[/大文字]
藤澤「ッう””ッッ?!?!」
藤澤「ッはぁ、ッ”はあ~ッッ””…」
若井「………涼ちゃん?」
パチッと目が覚めた。目を開ければ、さっきと同じ光景が広がっていた。
僕のすぐ隣で、若井は僕の顔を心配そうに覗き込んでいた。
若井は若井で、まだ思いやりは持ってるんだな……
若井「怖かったよ~…ジタバタ暴れて、苦しそうにしてたから……」
藤澤「…ご、ごめん、なさい……うるさかったよね……」
ごめんね。本当に。若井は若井で、僕のこと大切に想ってるんだよね……
若井「じゃ、俺ご飯作ってくる。俺もだいぶ真面なご飯食べれて無かったから……」
そして、若井は下の階へとおりていった。
藤澤「……ここから、出たいな……」
すると、唐突にスマホから電話の音が鳴った。
プルルルル……
藤澤「っあ、え?」
音の主は僕のスマホから。だけど……手錠が……
ふと手を見ると、手錠が外されているのが伺えた。
はぁ、良かった……暫くは手錠を外してくれるみたい。
藤澤「これでスマホが取れる……」
スマホの画面を見ると、そこには『大森元貴』と書かれた字があった。
……元貴…!元貴なら信頼できる、良かったあ……!
早く助けを求めなくちゃ。ここから出たいもん……
ピッ。
大森『っあ、涼ちゃん。そういえば来週レコあったよね……?』
元貴の声。安心する。唯一の味方だ。
藤澤「…っあの、元貴っ……じ、実はね……助けてっ…助けて欲しいことがっ……」
若井「涼ちゃん、何してるの?」
顔を上げると、僕の目の前には若井が立っていた。
若井「だめだなあ、涼ちゃんは。俺が手錠外したからって、勝手に元貴と電話するなんて……」
そして、若井は僕が手に持っていたスマホをガシッと取り上げた。
藤澤「っやめて!それはっ…」
若井「これ没収ね。元貴、ばいばい。」
大森『っあ、ちょっと!』
プツンッ……
元貴との通話が、若井の手によって中断されてしまった。
藤澤「……っちがうの、若井…」
若井「何が?涼ちゃん、元貴に助けてって言ってたよね。あとで、しっかりと反省してもらわないとね。」
……ああ、またこれだ。何やってもだめだ、こんなの……