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Flower

#5


碧「おはy……リツ、なんで[漢字]叶芽と佐都[/漢字][ふりがな]こいつら[/ふりがな]が居んの?」

律「なんか今日からよろしく〜ってここに入ってきて……」

碧「えぇ………まぁ…いいけど……」

叶芽「やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」

佐都「っしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」

碧「うっさい(((」

律「うるさいから追い出すぞボケ」

叶芽「スンッ……」

佐都「シャットアーウト」





幸せそうでいいなぁ。

みんな、笑ってる。




碧「……ねぇ、来たのはいいけど仕事して?」

叶芽「作業嫌い……」

佐都「ほーらやるぞ叶芽〜」





今日の夢はただの夢だよね?

……なんか、凄かったなぁ。




律「はいこれパソコンと本ね」

叶芽「イヤァァァァァァァァァァ」

佐都「ありがとー」


















そういえば、魔者ができるのは憎悪とかから来るんだっけ。

なんでその気持ちがあるのかなぁ。


そういう奴って、[太字]消費期限の切れたゴミ[/太字]みたい。








―――消費期限の切れたゴミ……かぁ…

自分で思ったのに、その言葉を自分に照らし合わせてしまう。

…でも皆そうなのかな。

浮かない顔で満員電車に乗って、帰るのは終電。

本当に、ゴミみたいだな。




だからこそ自分にもそのライトは当たる。

自分が当たるか当たらないかは自分しか分からないから。



いつだっけな。



ゴミになったの。



[水平線]




「はーい今日はここまで、ノート書いたら明日までに提出な」

神楽…だっけな。

神楽先生が黒板に背を向け、教卓の上で何かをガサガサと漁る。

「[漢字]神T[/漢字][ふりがな]かぐてぃー[/ふりがな]、それって予習プリントです……?」

アリーナ席の女子が恐る恐るガサガサしている物について答えた。

音からして多分プリントだろうな。

神楽「来週は期末テストだからな、サボるなよー」

神楽先生がそう言った途端、クラスの四方八方から不満そうな声が聞こえた。

神楽「赤点取ってもしらんぞ」

神楽先生の追い打ちに言葉を詰まらせる生徒。

俺はシャーペンをクルクル回しながら聞いていた。






「ありがとーございましたー」




ようやっと学校が終わった。

地獄のような学校が。

「かぐてぃー、ここどうやんの?」

神楽「今日やっただろそこ……ここはな……おい、なんで変なとこに√書いてんだ」

生徒と神楽先生のやり取りが耳に入ってくる。




俺も勉強しないと……

鞄の中をガサゴソと漁る。

出てきたのは歴史。

これじゃないんだよなと少し溜め息を[漢字]吐[/漢字][ふりがな]つ[/ふりがな]きつつ、奥へ奥へと手を伸ばす。

碧「[漢字]あ、あった……[/漢字][ふりがな][/ふりがな]」




ようやっと数学が出てきて、少し予習しようと時計を見た。


碧「やべ、もう5時50分……」


[太字]家に帰りたくない[/太字]気持ちを抑えつつ、ようやく出した教科書を適当に鞄に放り込む。


碧「せっかく出したのにな……」






重い足取りで下駄箱へ向かう。

碧「あ……神楽先生」

俺がふと後ろを振り返ったら、鞄を持って廊下を歩く神楽先生が目に入った。

何を思ったのか、俺は神楽先生に声を掛けた。




助けを呼ぼうとした?







神楽「お、碧か。どうだ?勉強は大丈夫か?」


神楽「……ま、お前みたいなやつは大丈夫だと思うけどな。」


神楽「別にこれはプレッシャーじゃないぞ?」


碧「…分かってます。さよーなら。」


神楽「さようなら。注意して帰れよ」





神楽先生の声を聞いたのは、[太字]それで最後。[/太字]




家に帰ったらまた、地獄が始まる。

[漢字]家[/漢字][ふりがな]地獄[/ふりがな]に近付くに連れ、足取りも重くなる。

本能的な、拒絶反応。







碧「……ただいま」



入った途端、錆びた鉄のような臭いが漂う。

もう嗅ぎたくないな。


「早く上がれ」


もう、嫌だ。

靴に触れる手が小刻みに震える。

全身が凍り付くような寒気。






怖い




俺もああされるのか?



嫌だ



死にたくない――…








あの野郎のせいで、何度吐いただろう。

あの野郎のせいで、何度生死を彷徨っただろう。

あのクズのせいで、何度殺そうと思っただろう。






碧「ゔ……ゔぁ゙…」


給食で食べたものを全部戻したこともあった。

マシな時は血を吐くだけで済んだ時もあった。

だけど、吐かなかった日は無かった。



碧「ゔぇ…あ゙っ゙………」






やけに多い部屋。

やけに多いカギ。











クズが居ない時に、その部屋の扉を開けようと叩いた。

けど、開く訳無かった。

扉越し、微かに聞こえる声。

小さすぎて何を言ってるのか分からない。

多分助けだろうね。












あいつのせいで、父も姉も弟も全部奪われた。

日常も、平和も、愛も。



……いや、そもそもそんなもの無かったんだろうな。









[水平線]



腹の底から迫り上がってくる強烈なモノ。


我慢したけど、駄目か。




碧「ごめん、ちょっとトイレ行ってくる」











碧「……生まれつき俺はゴミだったか。」


戻し終わって、歩いている時には。









生きる意味など無い。



作者メッセージ

グロいところ書いてて心が痛くなりました。
これは私の精神的な痛さです。
そう、私が痛すぎて(厨二病過ぎて)手が止まり胸が痛んだんです。
神楽、助けて(切実)
ちなみにもうちょいグロくしたかったところ。

2025/07/26 19:47

ポン色ポン酢 ID:≫ 19ZQABSFMiPlU
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