Flower
?「はぁ!?人ぉ!?」
?「そうだよ人だよ人!形見りゃ分かんだろ!」
?「いや分かんねぇよ!お前の目が良すぎるだけだわ!」
?「避けきれないか……おい叶芽![漢字]行動[/漢字][ふりがな]パターン[/ふりがな]を読め!」
叶芽「分かってる!」
[太字][漢字]心読敵破[/漢字][ふりがな]リード・マインズ[/ふりがな][/太字]
叶芽「おっけおっけ……佐都、右から来るぞ!」
佐都「りょーかい!」
[太字]零式・千本針[/太字]
叶芽「次は上!」
叶芽「下!」
叶芽「ひだ――いや違う、螺旋!」
佐都「は!?」
無理無理、無理!
螺旋は対応できない!
俺は千本なら出来る、だけどそれ以上となると無理!
佐都「おい叶芽!お前攻撃できねぇのか!?」
叶芽「俺は読むことしかできねぇんだわ!お前だって対応できんだろ!?」
佐都「っ馬鹿か!無理だから言ってるっつーの!」
ああ駄目だ駄目!
佐都「もう、無理!」
ザッ……
?「遅くなり申し訳ございません」
?「あつい……碧、ここ任せていい?」
俺に迫っていた攻撃が打ち消されるような音がする。
そして、聞き覚えのある声。
佐都「碧、リツ……」
碧「もう終わらせていいですね。……よっ……と」
[太字][漢字]終焉[/漢字][ふりがな]エンド[/ふりがな][/太字]
叶芽「……ははっ、お前の攻撃強すぎるっての」
律「俺いらなかったんじゃね?」
佐都「いやいや、多分いる」
碧「多分て…」
ベチャッ……
「「「「!?」」」」
?「やぁ、君たちが僕を倒したの?」
血が降ってきた途端、誰かが、いや、魔者が俺たちの前に歩いてきた。
叶芽「クソッ、仕留めきれてなかった……」
?「いいや?仕留めてるよ?これは君たちに言いたいことがあって復活してるだけ。」
碧「………俺たちに伝えたいことって?」
?「君たちって、魔者がどうやって出来てるか知らないでしょ?」
?「魔者ってね、[太字]憎悪、怠惰、破壊衝動、殺意[/太字]の4つの情が以上に高くなるとね、出来るんだ」
律「は……?」
?「だから、俺もその気持が高まりこうなった。」
佐都「話が見えない」
?「簡単な話だよ。これからの日本はね、こういう魔者が多くなる。物じゃなくて、人のね。」
?「僕はそれが言いたかっただけだから。じゃあね。」
[水平線]
碧「っ!」
なんだ…夢か………
忘れようとしても忘れることができない。
脳にこびりついて落ちない、あの声と言葉。
碧「あーあ……またこんなこと考える…」
碧「早く職場、行かないと。」
?「そうだよ人だよ人!形見りゃ分かんだろ!」
?「いや分かんねぇよ!お前の目が良すぎるだけだわ!」
?「避けきれないか……おい叶芽![漢字]行動[/漢字][ふりがな]パターン[/ふりがな]を読め!」
叶芽「分かってる!」
[太字][漢字]心読敵破[/漢字][ふりがな]リード・マインズ[/ふりがな][/太字]
叶芽「おっけおっけ……佐都、右から来るぞ!」
佐都「りょーかい!」
[太字]零式・千本針[/太字]
叶芽「次は上!」
叶芽「下!」
叶芽「ひだ――いや違う、螺旋!」
佐都「は!?」
無理無理、無理!
螺旋は対応できない!
俺は千本なら出来る、だけどそれ以上となると無理!
佐都「おい叶芽!お前攻撃できねぇのか!?」
叶芽「俺は読むことしかできねぇんだわ!お前だって対応できんだろ!?」
佐都「っ馬鹿か!無理だから言ってるっつーの!」
ああ駄目だ駄目!
佐都「もう、無理!」
ザッ……
?「遅くなり申し訳ございません」
?「あつい……碧、ここ任せていい?」
俺に迫っていた攻撃が打ち消されるような音がする。
そして、聞き覚えのある声。
佐都「碧、リツ……」
碧「もう終わらせていいですね。……よっ……と」
[太字][漢字]終焉[/漢字][ふりがな]エンド[/ふりがな][/太字]
叶芽「……ははっ、お前の攻撃強すぎるっての」
律「俺いらなかったんじゃね?」
佐都「いやいや、多分いる」
碧「多分て…」
ベチャッ……
「「「「!?」」」」
?「やぁ、君たちが僕を倒したの?」
血が降ってきた途端、誰かが、いや、魔者が俺たちの前に歩いてきた。
叶芽「クソッ、仕留めきれてなかった……」
?「いいや?仕留めてるよ?これは君たちに言いたいことがあって復活してるだけ。」
碧「………俺たちに伝えたいことって?」
?「君たちって、魔者がどうやって出来てるか知らないでしょ?」
?「魔者ってね、[太字]憎悪、怠惰、破壊衝動、殺意[/太字]の4つの情が以上に高くなるとね、出来るんだ」
律「は……?」
?「だから、俺もその気持が高まりこうなった。」
佐都「話が見えない」
?「簡単な話だよ。これからの日本はね、こういう魔者が多くなる。物じゃなくて、人のね。」
?「僕はそれが言いたかっただけだから。じゃあね。」
[水平線]
碧「っ!」
なんだ…夢か………
忘れようとしても忘れることができない。
脳にこびりついて落ちない、あの声と言葉。
碧「あーあ……またこんなこと考える…」
碧「早く職場、行かないと。」