Flower
?「行ってきます」
俺は靴箱の上にある写真入れを見る。
?「………」
俺は少し見つめた後、ドアノブに手をかけた。
ガチャリ……
朝の光が俺を照らす。
俺、朝の光嫌いなんだよな。
あぁでも、朝の光って浴びたほうがいいんだっけ。
俺はまだ重い足を運ぶ。
?「あ、居た……」
?「おはよ、碧」
碧「はよ。」
また、長く最悪な日が始まる。
朝なんて来なきゃいいのに。
?「おーい翔、それ持ってきてくんね?」
あいつにそう言われ、本棚に手を伸ばす。
?「あのさ、自分で取ってくんないこーゆーの」
ん…どこだっけ、あるの……
あ、あった。
翔「はい、これ」
?「うお、マジ助かるー」
……あっついなぁ…
碧「アイス買ってきていい?」
俺は本をパラパラと捲りながら外へ目をやる。
?「えーー…いいけど、早く帰ってこいよ」
碧「分かってる。お前の好きなアイス何?」
?「俺アイスきらーい」
―――嘘だな……
ま、いいや。
碧「行ってきます」
今日で何度目かな……
あっつ……
まだ朝7時なのにな…
早く着かないかな。
……あそこか。
さっさと買って帰るか…………
何にしよっかな。
あーなんか選ぶの面倒いからスムージーにしよ。
最近有名企業とコラボしてて美味いんだよな。
「お会計467円です」
碧「現金で」
「かしこまりました」
なんでセルフレジ無いのかなここ。
あれば通うのに……
「こちらレシートです、またのご来店をお待ちしております」
この人の接客良かったな。
えーっと…
ここにセットして、ボタン押すのか。
なるほど……凄いなこれ。
ストローはこれか。
あーまたこんなクソ暑い道を歩いて帰るのか……
気が遠くなるなぁ…
碧「ただいま」
?「おかえりー…って、アイスじゃなくてスムージー買ったのか。ちょっと飲ませてー」
碧「え……まぁいいけど」
?「うま!今度買ってみよ」
碧「それ期間限定で来週までだよ」
?「え、マジ!?帰りに買うかー」
碧「そか…………そんなことより進めよ」
俺はテーブルに置いてあった本を徐ろに取り、パラパラ捲りながら開いた。
いいなぁ…生きてるだけで丸儲けって………
俺がそんなんだったら何もしないかなぁ…
やるならゲームに課金だし、家買うかな……
あぁ…いいなぁ………
俺もなりたいな…………
俺は靴箱の上にある写真入れを見る。
?「………」
俺は少し見つめた後、ドアノブに手をかけた。
ガチャリ……
朝の光が俺を照らす。
俺、朝の光嫌いなんだよな。
あぁでも、朝の光って浴びたほうがいいんだっけ。
俺はまだ重い足を運ぶ。
?「あ、居た……」
?「おはよ、碧」
碧「はよ。」
また、長く最悪な日が始まる。
朝なんて来なきゃいいのに。
?「おーい翔、それ持ってきてくんね?」
あいつにそう言われ、本棚に手を伸ばす。
?「あのさ、自分で取ってくんないこーゆーの」
ん…どこだっけ、あるの……
あ、あった。
翔「はい、これ」
?「うお、マジ助かるー」
……あっついなぁ…
碧「アイス買ってきていい?」
俺は本をパラパラと捲りながら外へ目をやる。
?「えーー…いいけど、早く帰ってこいよ」
碧「分かってる。お前の好きなアイス何?」
?「俺アイスきらーい」
―――嘘だな……
ま、いいや。
碧「行ってきます」
今日で何度目かな……
あっつ……
まだ朝7時なのにな…
早く着かないかな。
……あそこか。
さっさと買って帰るか…………
何にしよっかな。
あーなんか選ぶの面倒いからスムージーにしよ。
最近有名企業とコラボしてて美味いんだよな。
「お会計467円です」
碧「現金で」
「かしこまりました」
なんでセルフレジ無いのかなここ。
あれば通うのに……
「こちらレシートです、またのご来店をお待ちしております」
この人の接客良かったな。
えーっと…
ここにセットして、ボタン押すのか。
なるほど……凄いなこれ。
ストローはこれか。
あーまたこんなクソ暑い道を歩いて帰るのか……
気が遠くなるなぁ…
碧「ただいま」
?「おかえりー…って、アイスじゃなくてスムージー買ったのか。ちょっと飲ませてー」
碧「え……まぁいいけど」
?「うま!今度買ってみよ」
碧「それ期間限定で来週までだよ」
?「え、マジ!?帰りに買うかー」
碧「そか…………そんなことより進めよ」
俺はテーブルに置いてあった本を徐ろに取り、パラパラ捲りながら開いた。
いいなぁ…生きてるだけで丸儲けって………
俺がそんなんだったら何もしないかなぁ…
やるならゲームに課金だし、家買うかな……
あぁ…いいなぁ………
俺もなりたいな…………