Flower
?「まさか二人殺られちゃうとはねぇ」
暗がりの中、天空に向かって話しかけている者が一人。
それに呼応するようにチェスの駒を進めている者が一人。
?「チェックメイト。[太字]シャドウ[/太字]、お前負け。」
『シャドウ』と呼ばれた者は駒を持ちながらくるくると手首を捻る。
その姿は黒く靄がかかっていて、表情が読み取れない。
シャドウ「ひぇ、お前強すぎ。[太字]レイヴン[/太字]出禁な。お前船降りろ」
『レイヴン』と呼ばれた者は深くフードを被っており、こちらも表情が読み取れない。
レイヴン「ワン◯ースかよ」
暗がりの、いや、真っ暗闇の部屋の中。
二人の“何か”が呼応する。
コンコンッ
[漢字]それ[/漢字][ふりがな]呼応[/ふりがな]を阻止するかのように響いたノックの音。
シャドウ「どーぞー」
気怠そうに答える[太字][漢字]影[/漢字][ふりがな]シャドウ[/ふりがな][/太字]。
コトンとチェス盤に駒を落とす[太字][漢字]漆黒[/漢字][ふりがな]レイヴン[/ふりがな][/太字]。
年季が入っている扉が微かに動く。
キィ……
耳を劈くような音が部屋を貫く。
シャドウ「なんだ、[太字]オルドヌング[/太字]か」
オルドヌング「なんだってなんだよ…………」
『オルドヌング』と呼ばれた者は[漢字]鈍[/漢字][ふりがな]にび[/ふりがな]色のコートを身に纏っている。
[太字][漢字]オルドヌング[/漢字][ふりがな]秩序[/ふりがな][/太字]らしい、いや、偏見は駄目か。
レイヴン「で、なんの用?」
シャドウ「どうせ[太字]暗殺[/太字]でしょ?ここ最近多いし」
オルドヌング「正解だ。どっちが行くか決めろ」
シャドウ「めんどっち。オルドヌングが行ってよ」
オルドヌング「えぇ…(((」
レイヴン「オルドヌング、任せた。」
オルドヌング「えぇ………!?(((」
どちらも行くことを拒みオルドヌングに押し付ける。
オルドヌング「っいやいや、自分一人じゃ怖いし……」
さっきまでの様子は何処へやら、急に怯えだすオルドヌング。
レイヴン「……………」
オルドヌング「なんか言ってぇ!?」
レイヴン「しゃーなし俺とオルドヌングで行く。留守よろ」
ふっっっっかい溜め息を吐きつつ、レイヴンは徐ろにチェアから立ち上がる。
レイヴン「じゃー行ってくる。任せたぞ、シャドウ。[太字]ディスペアー[/太字]。」
[太字]俺[/太字]の名前が呼ばれる。
俺はその感覚が、物凄く嫌いだ。
暗がりの中、天空に向かって話しかけている者が一人。
それに呼応するようにチェスの駒を進めている者が一人。
?「チェックメイト。[太字]シャドウ[/太字]、お前負け。」
『シャドウ』と呼ばれた者は駒を持ちながらくるくると手首を捻る。
その姿は黒く靄がかかっていて、表情が読み取れない。
シャドウ「ひぇ、お前強すぎ。[太字]レイヴン[/太字]出禁な。お前船降りろ」
『レイヴン』と呼ばれた者は深くフードを被っており、こちらも表情が読み取れない。
レイヴン「ワン◯ースかよ」
暗がりの、いや、真っ暗闇の部屋の中。
二人の“何か”が呼応する。
コンコンッ
[漢字]それ[/漢字][ふりがな]呼応[/ふりがな]を阻止するかのように響いたノックの音。
シャドウ「どーぞー」
気怠そうに答える[太字][漢字]影[/漢字][ふりがな]シャドウ[/ふりがな][/太字]。
コトンとチェス盤に駒を落とす[太字][漢字]漆黒[/漢字][ふりがな]レイヴン[/ふりがな][/太字]。
年季が入っている扉が微かに動く。
キィ……
耳を劈くような音が部屋を貫く。
シャドウ「なんだ、[太字]オルドヌング[/太字]か」
オルドヌング「なんだってなんだよ…………」
『オルドヌング』と呼ばれた者は[漢字]鈍[/漢字][ふりがな]にび[/ふりがな]色のコートを身に纏っている。
[太字][漢字]オルドヌング[/漢字][ふりがな]秩序[/ふりがな][/太字]らしい、いや、偏見は駄目か。
レイヴン「で、なんの用?」
シャドウ「どうせ[太字]暗殺[/太字]でしょ?ここ最近多いし」
オルドヌング「正解だ。どっちが行くか決めろ」
シャドウ「めんどっち。オルドヌングが行ってよ」
オルドヌング「えぇ…(((」
レイヴン「オルドヌング、任せた。」
オルドヌング「えぇ………!?(((」
どちらも行くことを拒みオルドヌングに押し付ける。
オルドヌング「っいやいや、自分一人じゃ怖いし……」
さっきまでの様子は何処へやら、急に怯えだすオルドヌング。
レイヴン「……………」
オルドヌング「なんか言ってぇ!?」
レイヴン「しゃーなし俺とオルドヌングで行く。留守よろ」
ふっっっっかい溜め息を吐きつつ、レイヴンは徐ろにチェアから立ち上がる。
レイヴン「じゃー行ってくる。任せたぞ、シャドウ。[太字]ディスペアー[/太字]。」
[太字]俺[/太字]の名前が呼ばれる。
俺はその感覚が、物凄く嫌いだ。