Flower
グチャッ……グシャ…
耳に響く、気持ちの悪い音。
正直俺はどうでもよかった。
そんなことは。
翠玲「そりゃとーぜん……こうなるのが普通だ…」
翠玲「じゃあね人間。生まれ変わってもまた――」
ドサッ……
佐都「叶芽。よかったのか」
叶芽「理解ってくれたっぽいから。俺はそれでいいよ」
?「さてと……[太字]オーディン[/太字]、ミカエル、さっさと帰るぞ」
オーディン「らじゃ」
ミカエル「帰ったらポテチ食おー」
今目の前に、[太字][大文字]明兎[/大文字]が居る。[/太字]
セオ「[太字]明兎!!明兎ぉ!!![/太字]」
セオ「お前どこ行ってたんだ!?お前…………!」
明兎「ミカエルー。またポテチ?太るぞ」
オーディン「そうだよミカエル。私は制限してるからいいけどさ」
ミカエル「いんだよいんだよ。俺あんま太らないし」
明兎「えーマジかよ?」
セオ「明兎……なぁ明兎!聞こえてるんだろ返事しろよ!!!!」
明兎「俺もポテチ食おっかな」
ミカエル「結局食べんじゃん」
セオ「明兎…なんで……………」
俺の視界から消える。
聞こえていた筈なのに。
[水平線]
碧「っセオさん!大丈夫ですか!?」
叶芽「セオさん!」
セオ「……なんで」
セオ「……………………俺が何したってんだよ!!!!???」
セオ「俺は普通に、生きてるだけなのに……」
俺は右腕の火傷の痕に手を当てた。
まだ少し、痛みがある。
そんな右腕を強く握り締める。
爪が食い込み、血が服に少しだけ滲みる。
それはまるで、自身の心に現実を押し付けられているようだった。
[太字][中央寄せ][明朝体]第3章『騎士、生命を賭して』完[/明朝体][/中央寄せ][/太字]
耳に響く、気持ちの悪い音。
正直俺はどうでもよかった。
そんなことは。
翠玲「そりゃとーぜん……こうなるのが普通だ…」
翠玲「じゃあね人間。生まれ変わってもまた――」
ドサッ……
佐都「叶芽。よかったのか」
叶芽「理解ってくれたっぽいから。俺はそれでいいよ」
?「さてと……[太字]オーディン[/太字]、ミカエル、さっさと帰るぞ」
オーディン「らじゃ」
ミカエル「帰ったらポテチ食おー」
今目の前に、[太字][大文字]明兎[/大文字]が居る。[/太字]
セオ「[太字]明兎!!明兎ぉ!!![/太字]」
セオ「お前どこ行ってたんだ!?お前…………!」
明兎「ミカエルー。またポテチ?太るぞ」
オーディン「そうだよミカエル。私は制限してるからいいけどさ」
ミカエル「いんだよいんだよ。俺あんま太らないし」
明兎「えーマジかよ?」
セオ「明兎……なぁ明兎!聞こえてるんだろ返事しろよ!!!!」
明兎「俺もポテチ食おっかな」
ミカエル「結局食べんじゃん」
セオ「明兎…なんで……………」
俺の視界から消える。
聞こえていた筈なのに。
[水平線]
碧「っセオさん!大丈夫ですか!?」
叶芽「セオさん!」
セオ「……なんで」
セオ「……………………俺が何したってんだよ!!!!???」
セオ「俺は普通に、生きてるだけなのに……」
俺は右腕の火傷の痕に手を当てた。
まだ少し、痛みがある。
そんな右腕を強く握り締める。
爪が食い込み、血が服に少しだけ滲みる。
それはまるで、自身の心に現実を押し付けられているようだった。
[太字][中央寄せ][明朝体]第3章『騎士、生命を賭して』完[/明朝体][/中央寄せ][/太字]