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Flower

#7

予言は信じて得するか?

伊邪那美「どうなって……おい海良!」

俺は海良に声をかける。

だが、応答は無かった。

ただ分かることといえば、海良が静かに外を見ていること。

零拝「海良さん!何がなんだかわかりませんけど、外出て状況確認しましょうよ!?」

………

え、何なのこの状況。

海良「……出るぞ。」

伊邪那美「はぁ!?」

あ、喋った。






海良「お前ら、予言って信じるか?」

唐突な海良の質問に、俺は、いや俺たちは「は?」と呟く。

朱雀「何急に……。予言て…信じないけど……」

伊邪那美も零拝も信じないと言う。

海良「だろうな。じゃあ、一つ質問だ。」

海良は俺たちの答えに答えるように、少し間を置いた。





海良「[太字]今、これが予言だったらどうする?[/太字]」






海良が静かに呟いた。

朱雀「…………答えさせるつもりなんて更々無いだろ。その質問は」

海良「……まぁそうだな。」

俺の言葉に少し面食らいながらも海良は頷いた。

零拝「え…じゃあこれって予言なんですか?」

零拝が震えた声で言った。

海良「…あぁ。そうだ。信じ難いと思うがな。」

零拝の表情が曇る。

伊邪那美「でも、その[漢字]予言[/漢字][ふりがな]証拠[/ふりがな]ってどこにあるんだよ?そんな予言聞いたことねぇぞ」

伊邪那美が空を見上げて言う。

伊邪那美「この空は前例が無い。海良だって見たこと無いだろ…?」

海良「俺だって見たこと無いし信じたくない。だが、俺の部屋で見つけちまったんだよ。」

伊邪那美「……何をだ?」



海良「予言をな。」


伊邪那美「教えてくれ、それを。」

伊邪那美が海良を真っ直ぐ見つめた。

海良「……移動しながら話そうか。」

俺は一文字も聞き逃すまいとじっと聞いていた。





海良「確か三年前、俺は部屋を掃除をしててな。久しぶりに本が仕舞ってあるタンスを整理しようと、タンスを開けたのだが。」

海良「多分、先祖代々で受け継がれてきた本なのかな。蓬家に伝わる伝記みたいなのを見つけて、俺は気になって見てみたんだ。そしたら―――」




海良「予言が、書いてあったんだよ。」



海良「内容は――、」






『7月26日に空が禍々しい色に染まり、[太字]未確認生物[/太字]が江戸を襲う』




海良「って、書いてあったんだ。一応現代語で言ってみたけど、多分、書かれた時代的に江戸時代だな。」

海良「俺は、予言を信じないタイプでさ。その予言を信じようとは思わなかった。…だって―――」






[太字]ノストラダムスの大予言が当たらなかったように。


世界を巻き込んだ予言が当たらなかったように。[/太字]





それでも人間は根拠の無い予言に振り回されて。

それが嘘かもしれないのに信じてしまう。





海良「………でも。」

海良「今、現実になってしまった。」





静かに言う海良に、俺たちの足は止まってしまう。


零拝「ちょ……ツッコミどころ満載なんですが、その[太字]未確認生物[/太字]と言うのは?空は合っていますけど未確認生物は合っていないんじゃ…」

零拝はまだ信じたくないと言わんばかりに海良に言った。

確かに、今は空だけでその未確認生物と言えるものは見つからない。

海良「それは俺も思った。だけど、こんな色で何も起こらないは無いだろ……」

伊邪那美「じゃあ、まだ何かが―――」


ドゴッ!




朱雀「――何も無いはずもなく…ってとこか……」


朱雀「どーすんの、これ。」




神奈川県みなとみらい。
7月26日午後3時53分。







[中央寄せ][太字]確認。[/太字][/中央寄せ]

2025/07/27 19:51

ポン色ポン酢 ID:≫ 19ZQABSFMiPlU
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